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怨讐星域Ⅰ ノアズ・アーク (ハヤカワ文庫 JA カ 2-14)

怨讐星域Ⅰ ノアズ・アーク (ハヤカワ文庫 JA カ 2-14)

怨讐星域Ⅰ ノアズ・アーク (ハヤカワ文庫 JA カ 2-14)

作家
梶尾真治
toi8
出版社
早川書房
発売日
2015-05-22
ISBN
9784150311926
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怨讐星域Ⅰ ノアズ・アーク (ハヤカワ文庫 JA カ 2-14) / 感想・レビュー

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みっちゃん

読友さんのレヴューを拝見し、全3巻を買いに書店に走った星間年代記の始まり。太陽のフレア膨張。迫る地球の滅亡。密かに世代間宇宙船で脱出する3万人の選民。とり残された人々は、新たに開発された、しかし、安全の確認できない転移装置で、172光年先の惑星に先回りしようとする。いつかやって来る選民への恨みを子孫達に伝えながら。敢えて地球に残る、という選択をする人々もいる。ハードSFの設定に描き込まれた人間模様に引き込まれる。両者が相まみえる数百年後、「約束の地」で何が起きるのだろう。ドキドキする。

2015/09/14

kishikan

梶尾さん初読み。こういうSFファンタジーって、日本の作家ではあまりお目にかかれないので新鮮。海外の作品みたいな感じがする。SFマガジンに連載だったということで納得です。太陽のフレアで地球消滅というのは、結構知られた話だし、転送装置やノアの方舟的宇宙船で地球脱出というのは、映画の「ハエ男」や「2012」と似ているから新鮮味は感じられないけれど、転送先の惑星で起きる出来事や、コミュニティが形成される過程の話は、興味を惹かれる。ハリウッド映画になると面白いとも思けど、その場合もう少しラブストーリが必要かな。

2016/01/23

はるを

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎。ややオマケの五つ星。面白い。こういうの読みたかったです。全体として一つのストーリーになっているんだけど収録されている九つの話はどれもほぼ短編小説みたい。しかも、スピードがあるから展開も早い。伏線の張り方も上手いし、他所で出て来た登場人物が別の話にも出て来たりと、みんなが主人公でみんなが脇役なのに全体として一つに纏まっているトコロが秀逸。ジャケ買い。昔、大好きでサルのようにプレイしていたプレステのガンパレード・マーチみたい。

2017/06/01

た〜

面白い!先が気になる。基本設定がどこかの短編で読んだことあり。著者自身の作だったような気はする。旅立つもの、ジャンプして先回りするもの、残るもの。それぞれのドラマ(どれも面白い)が別々に進んでいき・・・最後にどのように絡んでいくのだろうか?ただ最後のミスターローチの話は(((×_×)))ぶるぶるぶる

2015/07/29

とくけんちょ

全3巻の一巻目。太陽フレアによって、地球消滅が予期された世界。ある者たちは、地球や他の人類を見捨てて、宇宙船でエデンへ飛び立つ。ある者たちは、それら裏切りを許さずとして、ワープを発明し、エデンにて裏切り者たちを待つ。エデン、宇宙船、残された地球という三つの舞台で、それぞれの人間模様が展開される。どういう結末になるのか、GWで一気読み。

2022/05/02

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