グランプリ (ハヤカワ文庫 JA タ 1-28)
グランプリ (ハヤカワ文庫 JA タ 1-28) / 感想・レビュー
Junichi Yamaguchi
『ジャンが鳴らねえなあ』… 躍動が、人の情熱が魂が宿ったような作品。 個人的にはギャンブルに疎い人生を歩んできたが、少しだけ興味を持った。 七転び八起き… 浪漫が詰まってるわ。。
2018/01/13
どぶねずみ
自転車ネタの小説を検索してみた。ロードレースの作品はいくつか読んでみたけど、競輪、トラックレースは初めてだ。私は今の会社に入社する前、正社員が決まるまでの繋ぎで競輪場でバイトしていた。短期間でルールもわからず、ギャンブルの何が面白いんだか?と思っていたけど、選手たちはそんなこと関係ない。ロードでもトラックでも、怪我と向き合いながら一生懸命戦うし、ロードよりも過酷で怪我のリスクが高いと感じた。各試合ごとの短編だったので、臨場感をあまり感じなかったのが残念だけど、競輪学校など未知の世界を知ることができた。
2018/09/09
ぽてち
佐藤正午のファンなのに、競輪についてはほとんど知らない。何回か見たことはあるし、自転車好きなので競技としては興味をもったが、やっぱりギャンブルはね……ちょっとね。本書はそんな競輪を選手の側から描いた作品だ。年に1回、たった9人の選手で争われるグランプリへの軌跡を、熱い筆致で生き生きと描き出す。……で、誰が勝ったのかな(笑)?
2020/05/27
やすべえ
年末のグランプリ出場をかけて各GIを各選手の思いで描かれてます。どの章もアツイのですが名古屋の天下布武と岸和田の黒バラ戦士が最高でした。先日のダービーでの近畿ライン独走!やっぱり競輪は面白い!
2018/05/09
キミ兄
登場人物が多い!章ごとに主人公が違うので、ある章で超人に描かれた人が違う章では凡人になるのはご愛嬌。なんどもほろりとさせられた、筋肉バカたちのエレジー。☆☆☆。
2018/02/02
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