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revisions 時間SFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA)

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作家
大森望
出版社
早川書房
発売日
2018-12-05
ISBN
9784150313531
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revisions 時間SFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA) / 感想・レビュー

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KAZOO

このSFのアンソロジーは日本人作家4名、外国人作家2名の作品が収められていて、時間に関するもので楽しめました。最初から時間の罠にとらわれる話です。法月綸太郎さんのはいわゆるノックスの十戒を題材にしたもの、津原泰水さんの話はくだんというのが出てきて、内田百閒の「件」を思いだしたりしながら楽しみました。

2019/02/13

keroppi

時間SFアンソロジー。時間SFものは好きだ。この本も色々な世界を見せてくれる。話は違い私事になるが、97歳になる私の母が施設にいる。会いに行ってきたのだが、一生懸命話しかけてくる。よく聞くと、そこで喋っていることは時代を大きく前後するのだ。私が子供だったり、結婚前だったり、ついこの間のことだったり。きっと、自分の100年に渡る時間の流れを旅しているのかもしれないと思った。「時をかける母ちゃん」だなぁと。

2019/03/05

いちろく

表紙買い。6篇中3篇既読でも良いのです。本屋で見かけた瞬間に欲しいと思ったのだから。大森望編の時間をテーマにしたSFアンソロジー。初読の作品は勿論、既読作品に関しても、「ノックス・マシン」は初読時よりも楽しみながらページを捲れたし、「五色の舟」の凄さには変わらず圧倒されたのだから、思った以上に満足な読後感。面白かった。

2019/01/02

うまる

がっつりSFの人が選ぶとこうなっちゃうのかぁ↓。時間物好きだけど、理論よりストーリー重視なので、全体的に期待と違っていて残念でした。翻訳物の2作は面白く、特に『ヴィンテージ・シーズン』が素晴らしかったので、これを読めただけでも良かったと思います。日本作家の方は、小林泰三さんの『時空争奪』が好み。とんでもない講義と時空の理論を融合させてからのダークなオチが楽しかったです。『ノー・パラドックス』と、名作とされる『五色の船』は何が面白いのかさっぱりわからなかったので、他の方の感想見て勉強したいと思いますorz

2020/06/15

小太郎

これはジャケ買い!既読の作品も2篇あったけど(法月倫太郎・ノックスマシン、津原泰水・五色の舟)再読でも楽しめました。特に五色の舟は今読んでも色あせない佳作。一番は幻の名作と言われていたムーアの「ヴィンテージ・シーズン」が読めたこと!流石に雰囲気がありベスト中篇と言われるのも頷けました。

2019/01/12

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