群青神殿 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-32)
群青神殿 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-32) / 感想・レビュー
Nao Funasoko
海洋系SF、特に生物系はかなり好みのジャンルながら本作はノーチェックだった。2度目の復刊にてようやく今回遭遇することができた。シーリボンとニュークの関係設定は面白いが(勝手に脳内再生してる)ビジュアルはイマイチ。逆に各登場人物はそれぞれのビジュアルはイメージしやすかったが性格やキャラ設定がどこかぼんやりしてたのが気になった。後半部、デビルソードが沈降し表題にもなっている「群青神殿」へたどり着くあたり描写にはちょっと引き込まれた。
2019/09/26
信兵衛
海洋冒険小説、という一言に尽きる作品。 そこには海に対する愛情と、海への警戒感、そして“深海”という未知の世界への魅惑があります。 それなりに楽しめました。
2019/09/27
鐵太郎
「深海のYrr」を小川一水が書いたらどうなるのか、という感じ。実はこちらの方が発表はちょっと早いのだけど。これは、鯛島俊機という青年と見河原こなみという二人の若者が海で奮闘した物語であり、戦いを放棄したはずの日本が持つ戦わざる戦力である自衛隊が「敵」に始めて発砲した顛末であり、人類の生存圏を侵す謎の生命体との遭遇と戦いの物語。そこで何があったのか。海底にあった群青神殿とはなんだったのか。 ──小川一水節は、この頃から生き生きと時代を見越して、精緻に、そしてコミカルにウェットに、人物を描いていたんだね。
2021/04/15
ソラ
初手から入りやすいなと思ったらこれももとは朝日ソノラマか…。クライマックスで群青神殿にたどり着くシーンは引き込まれた。ただヒロイン?の子は何だろう歳のわりに幼いなぁと思ってしまってあんまり好きになれなかった…。
2019/10/05
Tadashi_N
未知の海洋生物に翻弄された人々と、意外な活用法。
2022/09/09
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