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マルドゥック・アノニマス 6 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-23)

マルドゥック・アノニマス 6 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-23)

マルドゥック・アノニマス 6 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-23)

作家
冲方丁
出版社
早川書房
発売日
2021-03-17
ISBN
9784150314743
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マルドゥック・アノニマス 6 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-23) / 感想・レビュー

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ぽてち

大興奮の第4巻から引き続きイースターズ・ファミリーによるウフコック救出劇が描かれる。とは言うものの、もはや救出が成功したのは明らかなので、重点はルーン達がどのようにしてそこに辿り着いたのか、ハンター達はなにをしていたのかに移っている。現在と過去を並列して描き、実はこんなことが隠されていたと明かすのは、SFマガジン連載中の作品であることを考えるとかなり綱渡り的な手法に思えるが、いとも簡単にやってのけてしまうのがすごいな。ここまで読んでかなり疲れたので、次巻に手を出すのは少し後にしよう。

2023/09/17

Kanonlicht

バロットたちイースターズ・オフィスは、ハンターとの直接会談を経て、ついにウフコック救出に動き出す。ようやく3巻のラストシーンにつながったということは、ここまで(4~6巻)が第二章で、次から新章が始まるってこと? 長かった…。2冊ぐらいの分量でもよかったのでは。まあ、家族や恋愛(におわせ程度だけど)はキャラクターの動機付けってことでは必要なのかもしれないけど。娘が社会に順応していく様子を喜びながらも複雑な気持ちで眺める親の気分。

2024/04/28

えも

何巻も前からずっと続いてきた、過去と今の2つの並列した話が、今繋がった!▼よく分からなかったことが、ようやく整理できて、さて、これからクライマックスかな?

2021/05/29

活字スキー

"一匹のネズミがその生をまっとうし、価値ある死を獲得する物語"は平行して語られていた時系列がようやく交わり、圧縮され、最後の燃焼を開始する。既に多くのカードが配られ、明かされてきたが、それらが描き出す最後の画はまだ見通せない。それでも、帰るべき場所を確信した彼は、恐れも迷いもなく己の有用性を証明してくれるだろう。【おれの名は、ウフコック・ペンティーノ。おれはもう匿名の存在(アノニマス)ではない】

2021/03/19

Small World

増える登場人物、複雑な対抗勢力図、さらに今作では時系列も前後するため、もはやすべてを把握して読むのは不可能に近い! なのにムチャクチャ面白いのは何故だww 今作ではスクランブルでのポーカーシーンを思い出させる心理戦が最高にカッコ良かったです!

2021/07/12

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