ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-35)
ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-35) / 感想・レビュー
芳樹
大宇宙巨大ロケット百合SF第2巻。前回あわや死という危機的状況を脱して想いを確かめ合ったテラとダイのイチャイチャ度がアップする今回は、前回のエピローグ直後から始まります。周回者(サークス)の全氏族を巻き込んだ陰謀が画策されたり、精神脱圧(デコンプ)とかつて周回者が辺境を目指した理由の関係が明らかになったりと、スケールが増した感じがしますね。その中でもテラとダイの伝統に囚われないニシキゴイ漁シーンが熱く、手に汗握る展開で良かった。さて、二人を待ち受ける新世界は天国かそれとも地獄か。続編を楽しみにしています。
2022/02/22
ひさか
2022年2月ハヤカワJA文庫刊。書き下ろし。2年ぶりのシリーズ2作目。読み始めてそそ、こういうテンポだったなぁと思い出しました。星系脱出冒険劇が始まるのかとワクワクしましたが、氏姓組織内でのゴタゴタな展開に始終するストーリーにちょっとがっかり。次作に期待です。
2022/06/14
mihya
情報量多すぎるんだが、面白かった。 トレイズ人、脳内でフェレンギ人に変換される。 新しい展開に向かい、続きが楽しみ。
2024/03/10
dorimusi
百合SF第2巻。1巻で帰還してすぐダイオードが故郷に攫われる。救出に行ってなんかアヴァンギャルドなニシキゴイ漁をして最終的にダイオードとGIへ旅立つまで。 スペースオペラ感はどうだろう?宇宙でSFではあるんだけど艦隊戦とかないしな。でも冒険ものとしてはかなり面白い。ていうか割とがっつり百合SFでびっくり。元カノ出てきますか。そういう展開だとは思ってなかった。いや良いんだけど。
2023/09/17
えも
宇宙百合漁師SF!続編▼「辺境宇宙で宇宙魚を捕獲する場合は夫婦で」という掟を破り、女性同士で漁をしたダイは、氏族に捕まってしまう。それをテラが取り返そうと動き出したところ、全氏族を巻き込む大きな陰謀に巻き込まれていく▼脱出劇みたいなものですが、まあ、ちょくちょく百合場面を挟みつつ、壮大で痛快な宇宙活劇になっています▼さて、早速3巻を借りましょうか。
2023/08/31
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