マルドゥック・アノニマス 7 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-24)
マルドゥック・アノニマス 7 (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-24) / 感想・レビュー
chiseiok
あ〜もうマジで厄介。本編と巻頭キャラ紹介ページとの行ったり来たりが煩雑で、全然進めない。キャラが増えすぎ、各勢力の協力/敵対関係も複雑化しすぎ、収拾つかないよウフコック!活劇場面でのキャラの退場(=KIA)があるかと思いきや、そこは“殺さない・殺させない”イースターズオフィス、全然減らない^^;。それどころか後半には更なるいかしたエンハンサー四人組も登場するし、敵側大物がばんばん魅力的にキャラ立ってくるし、法廷シーンは面白いし…。何とかしてください冲方先生!こんなに厄介なのにまた次巻買っちゃいますよ〜笑。
2022/04/19
えも
章ごとに時系列が違うという設定と、登場人物の多さに、毎度のことながら巻頭の人物紹介を何度も見返してしまう▼今回はハンターの復活で、話が次の段階に突入。そして思わせぶりな葬式のシーン。誰が死んで、なぜバロットが非難されるのか?▼結局「待て次号」かい!
2022/05/14
Kanonlicht
新章突入とともに次々と明らかになる衝撃的な展開。宿敵ハンターが政治家になることが示唆され、彼の片腕であるバジルがバロットと同じ法学校に入学してくる。ついには一連の事件の発端となった薬害訴訟まで始まり、この物語が一体どこまで広がるのかと気が遠くなった。新たな登場人物も出てきて(そもそもイースターズ・オフィスが不殺を信条にしているので登場人物がいっこうに減らず、増えてく一方なわけだけど)、それがまた魅力的なキャラクターなのがにくい。
2024/05/09
ぜんこう
そろそろこのシリーズ終わってほしい。登場人物が多すぎて巻頭に紹介されてるけど、読書中は面倒なんでそこは読まずに済ました(誰かわかんなくてもいいや^^;) 心理戦中心だったら、もう読むのやめようかと思ってたら、バロットとウフコックが協力しての久々の銃撃戦ありました(^o^) でも次巻は政治的駆け引きとかになっちゃうのか? 裁判も気にはなる。オフィスに戻ったウフコックの今後も気になる。結局次巻も読むんだろな(^^;)
2022/06/04
活字スキー
"一匹のネズミがその生をまっとうし、価値ある死を獲得する物語"はますます複雑に絡まりながら最終章の階段をのぼってゆく。マクスウェル率いる〈誓約の銃(ガンズ・オブ・オウス)〉追撃、いよいよシザースの支配から逃れ覚醒するハンター。戦いが激しさを増す中、脱落者が出るどころかそれぞれの陣営でさらなる戦力強化が進み、対決の舞台は政治的な領域まで広がりを見せる。シリーズ集大成にふさわしい情報量がたまらない。続きはまた一年待たなきゃならんのか!
2022/03/27
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