娘は娘 (ハヤカワ文庫 NV 57)
娘は娘 (ハヤカワ文庫 NV 57) / 感想・レビュー
わらん
ミステリー以外も 面白く読めました。
いっこ
本箱の奥の方から出てきた大昔の本。殺人も盗難事件も起こらないクリスティーであるが、母と娘の確執というのも十分ミステリアスであった。いろいろな関連本を読んだ後だからか、以前は気にとめなかった「そんなこというなんて、ヴィクトリア朝ね」とか「こんなご時世だから・・」といった言葉から、時代背景が明瞭に伝わる。デーム・ローラ・ホイスタブルは、クリスティー自身を映した人だろうか。会話を通して、当時のいろいろな階級の女性の意識が見え、再読したかいがあった。
2017/08/04
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
☆×4.0…この作品は女性同士の確執といってもいいのかな。そう、母と娘のね。まあこの出来事は娘の誤解から起きてしまった出来事でもあるのですけど…女らしさがすごくにじみ出ている作品、いわば嫉妬とかも多数出てくるのですがちょっとねちねちっとして苦手な人には少々きついという印象も受けました。
2010/11/07
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