太陽の黄金の林檎 (ハヤカワ文庫 NV 109)
太陽の黄金の林檎 (ハヤカワ文庫 NV 109) / 感想・レビュー
あおさわ
短編集。シュールだったりハラハラしたり。最初の「霧笛」は小説でもコミックでも既読でしたが噛むほどに味わいのある物語。「雷のような音」は衝撃の結末。これ映画になってたような?二つとも恐竜噺ですね。表題作は太陽に近づく話。宇宙という別世界が哲学的に浮かび上がりました。
2014/03/24
より
★★★
鐵太郎
これはコアなSFのカテゴリーには入らない本だと思います。「サウンド・オブ・サンダー」は、限りなくSFの世界に乗っていますが、それでもちょっとちがう。 成長しない少年の話。「太陽の黄金の林檎」。これってSFかなぁ? 「鉢の底の果物」。これはホラーだろうか? もう少し時間があれば。もう少し周波数が合えば。読んでいて歯がゆい。 でも、文章は光っています。むかし「何かが道をやってくる」を読んだときと全く同じ感想でした。そう、これがブラッドベリです。
2006/04/28
庵治
ブラッドベリ月間一作目。これから何度も読むであろう話が続く。「霧笛」「四月の魔女」「目に見えぬ少年」「空飛ぶ機械」「二度と見えない」「雷のような音」「歓迎と別離」
2012/06/14
Kenshi
「…そりゃあ音楽や、連絡の便利ということは、ほんのすこしなら快適です。それを、連中は十倍にすれば快適さも十倍になると思っている。…」
2015/06/13
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