マッキントッシュの男 (ハヤカワ文庫 NV 211)
マッキントッシュの男 (ハヤカワ文庫 NV 211) / 感想・レビュー
ブラックジャケット
出版は1971年、東西冷戦期で60年代からJ・ボンド映画が大ヒットしていた頃、スパイものは注目が高かった。リアリティ重視の諜報員物語から荒唐無稽のアクションものまで、幅が広かった。本書は冒険小説的であり、娯楽性重視のもの。主人公はおれの一人称で、序盤は宝石泥棒として登場し、投獄される。手の内は明かさず、中盤以降に情報部の一員であり、脱獄を請け負うスカペラーという組織と、その手の内にいるソ連のスパイを追う。背後には議員のウィーラーが、アルバニア人組織を作りあげ、反英国の陰謀を巡らしていた…。古いが面白い。
2019/03/09
tai65
星4・5
2017/03/12
孤灯書屋
⭐️⭐️⭐️⭐️
2020/04/12
tai65
星5つ
2010/06/21
戸田健太朗
ちょうど中盤までは陰謀に継ぐ陰謀で面白いけど、なんでもやってくれる美女が出てきてからは消化試合な感じも否めない。しかしそこまでは圧倒的に面白い展開だと思うのでまあ満足。映画化されるのもわかる。映画は見てないけど。この変なタイトルは映画からきてるみたい。フリーダムトラップが本当のタイトル。
2011/11/29
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