殺戮のチェスゲーム 中 (ハヤカワ文庫 NV シ 17-2)
殺戮のチェスゲーム 中 (ハヤカワ文庫 NV シ 17-2) / 感想・レビュー
とも
ハデハデな展開が続く。HUNTER×HUNTERのクロロvsヒソカ戦みたいな感じ。
2023/01/01
東森久利斗
人生はゲーム、運命のマリオネット、異種 ”マインド・ヴアンパイア”のなせる業。暴力至上主義者、イデオロギー集団によるジェノサイド、洗脳、精神的支配、暴力の連鎖と血の系譜。米国南部のブードゥーな雰囲気、オカルトには最高の舞台。原書タイトル「CARRION COMFORT」(腐肉の慰め)。Carrion comfort, Despair, feast on thee、…(by Gerard Manley Hopkins)が、思慮深い。ポーンな人生で満足、ひたすら前進あるのみ。
2023/11/15
ALBA
この巻では死んだと思われていたウィリー、ウィリーを狙うアイランド・クラブ、逃亡中のメアリー、メアリーを狙うソウル・ブリックヤード団、そしてラスキ、ジェントリー、ナタリーがそれぞれに絡むという複雑な展開からの一大バトルが描かれます。さすがシモンズ、アクションシーンのスピード感、目まぐるしく変わる状況の見事な書きっぷり。果てのまさかのあの人の退場にも驚かされました。しかし本書中盤からの誤植はひどい。人名と地名を取り違えるとか今までの読書経験でも見たことない。ハリウッドやジーンズがいきなり喋りだすんで…
2016/03/11
H.Sato
このミス1996年版海外編第8位。 半ばあたりでクライマックスかと思う展開になり、あれ?下巻は?と不安になるが(笑)、これは長編ビギナーがよく陥る症状。物語はさらなる展開をみせて下巻へ。 A
2024/06/22
gkmond
まったく好みじゃないし面白いところがわからないと確信するまでに1000ページ。そして残りが500ページ。完全に遭難してしまった……。ここまで読んだんだからつまらなくても最後まで行こうという気持ちと、そうは言ってもまだ500ページある。損切りしようという気持ちの葛藤がすごいことになっている。
2022/03/14
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