リディキュール (ハヤカワ文庫 NV ウ 12-1)
リディキュール (ハヤカワ文庫 NV ウ 12-1) / 感想・レビュー
kei
映画のノベライズなので期待してなかったのに、見事に裏切られた。当時の貴族社会が生々しく描かれている。富裕な貴族の屋敷では、お仕着せを着た従僕が家事全般を執り行う。貧しい貴族の家では、自らが鎌を持ち草を刈る。ベルばらでも色々な貴族が登場した。そこそこお金はあるものの宮廷への出入りはできないブーレンビリエ侯爵家。国王でさえ手出しできないゲメネ公爵家。借金だらけだったのに、王妃の寵愛により地位も財産も勝ち得たポリニャック伯爵家(後に公爵家)。由緒も財産もあるジャルジェ伯爵家。由緒も地位も財産もない貧乏貴族ソワソ
2011/11/17
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