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暗闇の囚人 (ハヤカワ文庫 NV マ 16-4)

暗闇の囚人 (ハヤカワ文庫 NV マ 16-4)

暗闇の囚人 (ハヤカワ文庫 NV マ 16-4)

作家
フィリップ マーゴリン
Phillip Margolin
田口俊樹
出版社
早川書房
発売日
1999-05-01
ISBN
9784150409142
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暗闇の囚人 (ハヤカワ文庫 NV マ 16-4) / 感想・レビュー

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みやび

この人まさか…という不安を感じさせながらどんどん展開していきます。殺害されたのは最高裁判事。別居中の妻である美人検事が起訴されて、その命を預かる凄腕弁護人レイノルズは、なんと検事に夢中なご様子。陰湿で気味が悪かったです。そのぶん若き弁護士トレイシーが不条理に抗い最後まで正義を貫く姿は、ラストこそハラハラしましたが青臭くて気持ちがすっきりしました。

2023/10/07

イエローバード

夫を殺害したかどで美人検事補アビーが逮捕され、その弁護に死刑反対派の敏腕弁護士レイノルズがつく。アビーに圧倒的に不利な状況のもと、果たして逆転勝訴はあるのか?という法廷モノ。で、『裏あり、謎あり、仕掛けあり』といううたい文句にワクワクしながら読んだのだけど、登場人物のエリートたちに魅力をまったく感じられず、素直に楽しめなかった。しかもあのオチは……すっきり感ゼロ(涙)。

2022/05/24

koo

 20年ぶりくらいの再読ですっかり筋を忘れていたおかげで再度楽しめました。無敗の弁護士、判事である夫殺し容疑の美貌の女検事が被告、彼女が訴追した凶悪殺人犯が重要証人、反転に次ぐ反転から衝撃の真相までマーゴリン本領発揮で一気読みの傑作でしたね。「黒い薔薇」は陰惨な描写があった記憶があり今作の方が読みやすいですね。再読して改めて思うのはなんでこの作品が映画化されなかったんだろうということですね、当時グリシャムがあれだけ映画化されてたのに本当にもったいないです。「黒い薔薇」も再読しなければ。

2021/07/04

ブル-ス

トレイシ-の正義感ぶったところが鼻につくけど。 アビゲイルは悪女でもよかったのにね。

2014/04/14

ゴリゾウ

田口俊樹 訳/夫の最高裁判事を爆殺した容疑で突如起訴された、美貌の女検事アビー。揺るぎない物証を揃え磐石の態勢を築く検察側は、さらに意表をつく証人を用意する。証人の名はディームズ、かつてアビーが訴追した卑劣な殺人狂だった。一方、弁護に立つのは、いまだ敗北を知らぬ辣腕弁護士レイノルズ。やがて驚愕の真実が。『カバー』 #1714

2002/09/26

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