瞬きよりも速く (ハヤカワ文庫 NV フ 2-10)
瞬きよりも速く (ハヤカワ文庫 NV フ 2-10) / 感想・レビュー
あや
素晴らしかった。特に気に入ったのは、「石蹴り遊び」「芝生で泣いてる女」「交歓」。読み終えてため息。なかなか余韻がさめやらず……。嗚呼、なんて素敵なんだろう。ブラッドベリが紡ぎ出す美しい世界は、本当に深く心に染み入る。他、「忘れじのサーシャ」「またこのざまだ」「電気椅子」「優雅な殺人者」「バッグ」「レガートでもう一度」がよかった。
2009/05/15
東森久利斗
「生きるなら走れ。そう、そのとおり。生きろ。そして書け。全速力で。」あとがき、末尾三行だけでも読む価値充分。ブラッドべりから背中を叩かれ叱咤激励された思い。まだまだ、走り続けられる。そんな気持ちにさせられる。
2016/03/06
鈴音
字が大きくてレイアウトがちょっと気になった。中身の方は雑誌なんかにとんとんとんとこういう珠玉が作品が掲載されていたんだなと思って、その時代がうらやましくなった。
2015/11/08
らむだ
じぶんの中ではこれがブラッドベリ最高作品で…す(*'-'*)
2006/04/22
oyatsudoki
最初の「Uボート・ドクター」で、今回は気が狂ってる系でいくのかと思ったら、割りと綺麗な話も多い。「優雅な殺人者」の痛快さと「無料の土」のある意味で予想を裏切る結末が好き。一番読み応えがあったのはあとがきの作者の言葉だが…。
2012/05/03
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