アメリカン・ギャングスター (ハヤカワ文庫 NF 331)
アメリカン・ギャングスター (ハヤカワ文庫 NF 331) / 感想・レビュー
くさてる
ニューヨークを舞台にしたルポタージュ記事が17編収録されている。題名からして、伝説のギャングに関するルポのような犯罪記事ばかりが掲載されているのかと思ったら、それ以外はニューヨークを舞台にした街の人々や仕事、生活を切り取ったものでした。911に関する陰謀論を扱った記事は、著者の立場が分からなくてちょっと混乱した。現地のことを知らないといまひとつ面白さを理解できないかも。
2024/09/26
AR読書記録
こういう本にこそ解説がついていてほしいのだけれど,まあいい.たとえこの中に書かれたことの1/10しか理解したといえなくても,これはものすごく価値のある読書体験だ.フランク・ルーカスの1編からフィルムノワール的な映画が作られたようだけれど,全編をそのままにオムニバス的なドキュメンタリーを撮って欲しい,というかもうその画面が,カメラワークが頭の中に浮かぶくらいに,完成された場面と描写が続いていると思う.早いものは1970年代だが,9.11についてのレポートもあり,現在進行形のニューヨークの履歴書のよう.
2013/06/02
J.J
芝居がかった文章と地理的教養のなさによってよって不鮮明な記憶しか残らなかった
2009/05/19
感想・レビューをもっと見る