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ライアーズ・ポーカー (ハヤカワ文庫 NF 394)

ライアーズ・ポーカー (ハヤカワ文庫 NF 394)

ライアーズ・ポーカー (ハヤカワ文庫 NF 394)

作家
マイケル・ルイス
Michael Lewis
東江一紀
出版社
早川書房
発売日
2013-10-04
ISBN
9784150503949
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ライアーズ・ポーカー (ハヤカワ文庫 NF 394) / 感想・レビュー

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KAZOO

同じ筆者の「マネー・ボール」を読もう読もうと思っているのですが、こちらの方を先に読んでしまいました。80年代のウォール街のトレーダーたちの生態を小説に間違うばかりに書かれています。ノンフィクションなのですよね。まあ金もうけのためには何でもするような人種が多いのでしょうが、日本はまだそこまでは来ていない気がします。というか日本人には向いていないのでしょうね。これを読んで、もうすぐ公開になる映画の「マネー・ショート」(クリスチャン・ベール、ライアン・ゴズリング、ブラット・ピット共演)を早く見たくなりました。

2016/02/26

みき

マネーボールでマイケル・ルイスという作者を知ったのですが、この方はソロモン・ブラザーズのトレーダーだったんですね。ちょっと意外性にビックリ。良質なノンフィクションでありながら80年代のアメリカの金融史としても面白く読める。ここから2000年代のサブプライムに繋がる展開も胸アツでもある。しかしソロモンの昔気質のトレーダーは非常に魅力的ですね。

2023/07/04

Satoshi

マイケル・ルイスのデビュー作であり、投資銀行の内実を暴露したドキュメンタリー。生き馬の目を抜くとはこういうことで、新入りはカモにされ、損失は顧客に転嫁する。アメリカの最高学府で猛勉強したエリートが無くても良い金融商品を身を粉にして販売する。意味がわからない世界だ。

2024/06/10

masabi

【概要】筆者の投資銀行勤務の経験を語る。【感想】筆者は1985年にソロモン・ブラザーズに入社し、暴落を経験した後にライターに転身し本書を上梓した。トレーダーの奇妙な生態が開陳される。金、名誉、昇進だけを目指して邁進し、手柄の横取りや同僚への嫌がらせも辞さない。新人はカモにされ、顧客に損失を押し付ける。金がすべてかと思いきや個人や会社に対する忠誠が垣間見えもする。札束で叩かれて人材が流出するのだが。

2021/11/16

プラス3

20年以上前の本なのに全然古くない。あとがきにもあるように、笑いながら読めて、当時アメリカで起きた金融革命について一気に学べるすばらしい1冊。最近読んだ中じゃ『グーグル秘録』に近い感触。ソロモン・ブラザーズという巨大な幼稚園に、これほどの文才を持った若造が転がり込んだ奇跡に感謝しつつ読了。

2013/11/15

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