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満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-9)

満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-9)

満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-9)

作家
アガサ・クリスティー
恩地 三保子
出版社
早川書房
発売日
1976-07-30
ISBN
9784150700096
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満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-9) / 感想・レビュー

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Tanaka9999

財産をめぐる骨肉の争いの中での殺人事件。のはずなのだが、なぜか誰が誰だかわからなくなってしまった。ちゃんとわかったのは真犯人の人物。真相は意外だったが、解決部分を読んでも人物がごっちゃになってしまった。

2018/08/21

barcarola

ポアロものの中ではマイナーなタイトルだが、読み返してみるとクリスティーの作風が人間関係重視に変わっていった中期以降の作品中でもなかなかの佳作かと思われる。

2017/08/06

ばたこ

前半、クロード一族の相関関係が中々把握できず誰が誰?と混乱。そして結末はいやいやいや、その人で本当にいいの!?となりました。恋は盲目とはこの事……?

2022/06/26

アルクシ・ガイ

クリスティーのミステリで必ず出てくる愚痴は、使用人が雇いづらくなったこと、税金が高くなったこと、信託財産が当てにならなくなったこと。この頃はまだ死刑があったんだな。あと10年くらいで廃止されます。戦勝国なのに配給制度だったんですね。ポーター少佐がお気の毒でした。

2014/05/26

madhatter

再読。人死にが重なるのだが、結末は結構意外な作品。しかし、魅力的な謎が多く提示される割に、その扱いがヌルい。そのためだろうか、個人的には真相よりも、ミスディレクションの方が優れている気がした。犯人と○○の対話などは、アンフェアギリギリのところでフェアプレイを保っており、さすがクリスティと思わされる。ところで、リンの選択自体は納得できるのだが、犯人像はクリスティらしいともそうでないとも言える…。

2010/09/10

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