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親指のうずき (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-10)

親指のうずき (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-10)

親指のうずき (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-10)

作家
アガサ・クリスティー
深町眞理子
出版社
早川書房
発売日
1976-08-01
ISBN
9784150700102
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親指のうずき (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-10) / 感想・レビュー

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APIRU

「おしどり探偵」という素敵な名を冠するシリーズ、その長編三作目です。失踪した老婦人の行方を、彼女が所有していた絵を手掛かりにして突き止めようと捜索に乗り出すタペンス。一枚の絵から話が展開し、繋がり、そして収束していく。暖炉に埋められた子供。過去の少女殺害事件。「あれはあなたのお子さんでしたの」犯人と相対するラストは、そこに見える狂気に髪の毛の太る想いをしました。このシリーズは本作しか読んだことがないのですが、他のお話も読んでみたくなります。本作も、この当時の英国の様子を想像しながら、面白く読み進めました。

2018/04/23

蝉の一生

トミーとタペンスそしてアルバートの掛け合いなど、ふんふんと楽しく読んでいると驚愕のラストがやってきました。こんな犯人があろうかと。全く思い至りませんでした。やはり、クリスティーは奥が深い!未読作品の渉猟を続けるとともに、既読作品も再読して深く味わいたいとあらためて感じたしだいです。

2022/11/03

Jimmy

久々で老境に差し掛かったトミーとタペンスですが、役割分担は同じでも、物語の濃厚さは初期とはまったく違うなぁと感心します。謎への手がかりが増えて行く様の紆余曲折の面白さとネタ明かしの見事さがなかなか!

2021/04/20

風祭

面白かったー。タペンスと同じように最初から思い込んでたー!

2013/02/06

みのにゃー

ミス・マープルよりポアロよりトミーとタペンスのおしどり探偵が好きなんです。いつの時代にも介護問題というのはあったんだなぁ、ということから話が始まります。さすがクリスティ。

2012/03/06

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