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ポアロのクリスマス (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-15)

ポアロのクリスマス (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-15)

ポアロのクリスマス (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-15)

作家
アガサ・クリスティー
村上啓夫
出版社
早川書房
発売日
1976-11-01
ISBN
9784150700157
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ポアロのクリスマス (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-15) / 感想・レビュー

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財布にジャック

意外な犯人を絶対に当ててみせると気合を入れて読んだせいか、私にしては珍しく犯人は当たりました。しかし、細かい所までは見破れず・・・やっぱりポアロの推理にポカーンと開いた口が塞がらないという結果でした。注意力がないのでどう逆立ちしても探偵には向かないようです。大富豪の老人の遺産を巡る殺人というテーマはありがちなんですが、そこはクリスティー流でびっくりな展開が用意されていてお見事でした!

2011/05/20

春が来た

登場人物が把握出来ず、相関図を私なりにまとめながら読んだのだけれど、要点まとめるの下手くそかよ!ってレベルの仕上がりで、肝心なところが抜けていた。何と哀れな。あぁ貴方だったのねときれいさっぱりと回収され、ある意味余韻を残さないミステリが心地よい。クリスマス。人々の心に潜む欲望を刺激する遊戯で新たな楽しみを得ようとした富豪の老人。しかし、おびただしい血にまみれた姿でイブを迎える。密室殺人の陰にあるのは、過去の因縁か己の招いた罪なのか。イギリスの家族の結びつきの本質に、名探偵ポアロが鋭いメスを入れ真実を暴く。

2020/12/12

Shoko

誰もの心に善意と愛情が満ちるはずのクリスマス。しかし、それが実は偽善であり、普段会わない家族に対して抑圧されている不満が噴出する季節であったとしたら・・? 舞台は富豪の館。家長をはじめとする家族間の緊張した空気は、クリスマスの幸せな雰囲気とはほど遠い。そして事件は起こる。「ハロウィンパーティー」に続いて、クリスマスもポアロとともに。犯人も意外な人物で、大満足。明かされてみれば、「そうだ、そうだ!変だった!」と分かるのに、全然、思い至らない。この感じが好き。

2017/12/23

ごへいもち

さすがにクリスティ。再読?再々読?なのにまた犯人を忘れていて騙されました。余計なものがなくてフェア(端正)という印象。忘れるのに適当な時間(年数)があれば何度でも楽しめる

2011/12/23

がいむ

久しぶりのクリスティー。クリスマスの惨劇を前後の一週間で描く物語。やはり誰もかれも怪しくて、ポアロのなぞ解きがおもしろい!新装版が出ていますが、表紙はクリスマスツリーでしたのでこちらで登録。後半、年一作ペースになったクリスティーを売るために「クリスマスにクリスティーを」というキャッチフレーズがあったのですね!(解説より)

2014/12/25

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