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動く指 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-27)

動く指 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-27)

動く指 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-27)

作家
アガサ・クリスティー
高橋 豊
出版社
早川書房
発売日
1977-11-01
ISBN
9784150700270
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動く指 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-27) / 感想・レビュー

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旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)

これってマープルものだっけ?というくらい、マープルはいつまでたっても出てこない。けれども、語り手のバートンとその妹の明るさが物語を引き立たせて、全然退屈せずに読んだ。マープルの活躍する大事な要素はしっかりと効かせて、ユーモアを盛り込んだこの作品はストレートに面白かった。

2022/11/08

barcarola

マープルものの中でも、と言うよりクリスティー作品の中でもかなり目立たない(?)本作。今回、再々読のはずだがほとんど記憶に残っていなかった。ジェリー・バートンの語りは、心地よく読みやすい。

2022/03/06

海星梨

本日三冊目の小説。マープルを解説を読んで知るというこの無知さ。ストーリーは大筋ほっこりでよろしいのですが、悲惨なバッドエンドを期待していたことは否めないのでスッキリしない。マープル初知りのうえ、集中力なくて登場人物を把握してきれておらず「ん?んんっ?」て感じですわ。これこの兄妹は今後のシリーズに出てきたらモチベあるんですが、それも分からないしマープルシリーズ……気が向いたら読むかもです。

2020/03/24

じゅり子

再読。きれいさっぱり忘れていました。ミス・マープルの登場はえらく遅かった…(笑)。語り手である負傷したジェリー・バートンと不幸な女の子のミーガンがどうしても好きになれず(個人の感想です)。ミス・マープルはセント・メアリ・ミードを離れて探偵をするわけだけど、やっぱりミス・マープルが出てくると俄然面白い!

2016/09/20

ばたこ

匿名の中傷文が小さな村の人々に届くという事件が切っ掛けとなって殺人事件が起こります。現代のSNSで各所で起きている誹謗中傷を彷彿とさせる、と思うと人間はいつの時代も変わらないというか、クリスティ女史の先見の明に驚くというべきなのか。語り手ジェリーはまさにあしながおじさんでした。マープルがもっと事件に密に絡むかなと思っていたので、その辺りは少しだけ肩透かしでした。

2022/08/30

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