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鳩のなかの猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-29)

鳩のなかの猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-29)

鳩のなかの猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-29)

作家
アガサ・クリスティー
橋本 福夫
出版社
早川書房
発売日
1978-01-01
ISBN
9784150700294
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鳩のなかの猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-29) / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

中東のラマット国で内乱が起こり、国外脱出の途中で墜死した国王の宝石が盗まれた。宝石の行方は杳として知れぬまま2か月が過ぎた後、英国の名門女子高メドウバンク校に亡くなった王の従姉妹であるシャイスタ王女が編入してくる。それが契機となったかのようにメドウバンク校内に不穏な空気が広がり始める。そして体育教師が射殺されたのを皮切りに続けざまに事件が起こって行く。平和な鳩の群れに潜む凶悪な猫は誰なのか?女学生の依頼を受けてポアロが乗り出す。

2006/06/14

夢の中で枕濡らし

アガクリ先生には珍しく?女学院もので、今回はポアロかマープルの二本柱のどちらが登板するかというところですが、それはポアロでありまして彼はいつも遅遅に重役出勤で満を持して出てくることが多いですが今回はまさに6限の残り20分というほぼ一日が終わったようなところでありますがもうアガクリ師匠後期の作品ということもあるのかやはりポアロ大魔神は抜きの推理というか七転八倒我武者羅ラに二十代の営業マンのようにお宅にピンポンピンポンみたいなことはなく、ですが登場人物はアレヨアレヨと死んだり困ったり焦ったり。人物は多め。

2023/02/11

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

☆×4.0…はじめ宝石とお嬢様学校のどこに点と線のつながりがあるんだよ!と思っていましたが、あんな感じで物語が進んでいくとは…驚きでありました。ポアロは最後にしか出てきませんが、ある読者が欺かれ続けていた重要な事実について教えてくれています。

2009/11/26

虹の谷

はじめの方の革命などのきな臭い動きからなかなか入っていけなかったが、学校が舞台になってからはサクサク読めました。既読作品のあの人の話がちょっと出てきた時は、嬉しくなりました。

2012/08/22

治野

アドベンチャー感満載の様子から始まり舞台は女学校へ。終わり方がしみじみとしたなぁ…。

2022/04/10

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