ポアロ登場 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-32 クリスティー短編集 3)
ポアロ登場 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-32 クリスティー短編集 3) / 感想・レビュー
涼
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/11/post-cc9568.html
2020/11/10
タツ フカガワ
書かれたのは100年前、各話20ページ余りで14話を所収。ワトスンの目を通してホームズが描かれていたのと同様、ポワロもヘイスティングズ大尉の目を通して描かれますが、ときどき出るポワロへの辛口評が面白い。たぶん30年ぶりになる再読ですが、うろ覚えながらほとんどの作品を記憶していたのは、TVドラマ『名探偵ポアロ』シリーズを見ていたからか。そのため今回脳内ではデビッド・スーシェ出ずっぱりの読書となりました。映像の力は凄いなあ。
2021/07/30
nagatori(ちゅり)。
【クリスティを刊行年順に読み返そう祭;4】1924年出版、だけど実際は1921~1924年にかけて雑誌で連載されたものなので、ものによっては1923年出版の『ゴルフ場殺人事件』よりも早い作品も。ポアロらしくない、というのか、やけにホームズ臭いポアロがいっぱい(笑)出版社から「もっとホームズっぽくして」とでも注文されたんだろうか、と邪推したくなるほど。ベルギー難民、という設定も影が薄く、割合物的証拠に拘る彼。窓からやってくる客を眺めてその素性を推理する彼。そして面白いのが、なんとなくそういうポアロって(続)
2014/10/02
旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)
発刊順5作目。解説によると、実際に雑誌に発表されたのは1921年~1924年というから、本当に初期の短編集。訳のせいもあるかもしれないが、どうもポアロの言葉遣いなどが雑で気になる。ヘイスティングズも同様。殺人あり窃盗あり誘拐事件あり、多岐に亘る事件の謎を解いていくポアロ。短編なので、割とすぐに真相に辿り着いているのにわかっていないふりをして、ヘイスティングズをからかいながら証拠を固めていく…という、軽やかな事件簿。
2021/12/12
不見木 叫
初めて読了した海外ミステリー。「ヴェールをかけた女 」が個人的ベストです。
2012/10/10
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