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オリエント急行の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-38)

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-38)

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-38)

作家
アガサ・クリスティ
中村 能三
出版社
早川書房
発売日
1978-10-01
ISBN
9784150700386
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オリエント急行の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-38) / 感想・レビュー

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konoha

ミステリーの見本のような作品。クローズドサークルより移動が多い作品の方が好きなので、鉄道を舞台にしてる時点で、良いとこどりで面白いに決まってる。訳が良く、文章はとても易しい。登場人物が多く、人名やエピソードが頭に入りづらいが、骨格や事件のカギをしっかり書いているので、翻訳物としては読みやすい方だと思います。途中でトリックを知ってることに気付き、集中力が切れたが、小説でラストまで読めて幸せ。海外作品だからか、ポワロの人柄か、おおらかで明るい空気感は、日本ミステリーにはない魅力。女性を書くのが、上手いです。

2021/03/17

オリエント急行で、一人の男が奇妙な複数の刺し傷がある死体姿で見つかった。その男はアメリカで幼児を誘拐して殺した犯人であり、その復讐のために殺されたことは明らかだった。しかし乗客の中にその事件に関係している者はいない。複数の乗客は車掌の姿や赤い着物の女を見たと言うが、そんな者の姿もない。一体犯人は誰なのか? 途中で犯人の見当はついてしまったが、わかっていても最後まで飽きることなく面白かった。ラストももしかしたら賛否両論あるかもしれないが、わたしは最良の選択だったと思う。さすが名作。★★★★★

2021/07/22

ラテちゃん

読み友さんに拝借。登場人物が最後まで覚えられなかったが、結末が意外で面白かった。これは映像の助けが必要だ。翻訳の限界かもしれないのでこれまた拝借している英語版で読んでみるかな。

2015/01/03

旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)

オリエント急行の中で起こる殺人。犯人は男か女か、複数なのか?雪で足止めになった列車の中で、乗客との対話だけで事件を解決しなければならない。ポアロの灰色の脳細胞によって、過去の悲劇の重たい扉が開かれる。実際にあった事件を題材にし、クリスティーの見事な仕掛けと想像力は、何度読んでも面白い。

2022/05/01

山ちょ13

「オリエント急行の殺人/アガサ・クリスティー」読了。東西ミステリーベスト100の海外篇で11位にランクインしているだけあって、とても読みがいがあり面白かった。途中、死体の状況と乗客を照らし合わせてもしかすると。。。と思ったら本当にその通りだった(笑)不屈の名作とあって、自分の考えが少し合っていてびっくり&嬉しかった!クリスティーは既成概念に全くとらわれずに物語を作り上げるから、一瞬の油断も許さず且つあらゆる可能性を考えさせてくれるから常に脳内に様々な思考が飛び交います。上質な時間が過ごせた。

2014/02/10

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