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雲をつかむ死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-40)

雲をつかむ死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-40)

雲をつかむ死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-40)

作家
アガサ・クリスティー
加島祥造
出版社
早川書房
発売日
1978-11-01
ISBN
9784150700409
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雲をつかむ死 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-40) / 感想・レビュー

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財布にジャック

久しぶりに犯人探しやトリックを楽しませていただきました。さすがクリスティーですね。ポアロが親切で世話焼きなのがちょっと滑稽でしたが、さすが謎解きはいつもどおり鮮やかでした。舞台が飛行機の中で、蜂だの吹き矢だのと小道具も変わっていて、飽きることなく最後まで読ませていただきました。騙されやすい私には、やっぱり犯人を当てることは出来ませんでした!残念!

2010/11/21

cozicozy

【図書館】翻訳者の異る出版があると知りまして、読んでみたくなりました。クリスティ文庫として出版されたほうを先に読んでいます。ポアロさんの話し言葉が、翻訳された時代を感じさせるものがあります。ポアロさんの搭乗した飛行機で起きた殺人事件。ポアロさんが搭乗していなかったら、もしかしたら成功していたのか?ポアロさんが起きていたら、直ぐに解決できた事件だったのか?といろいろと考えてしまいました。パパポアロの存在は、とても大きかったです。人間の思い込み、心理とは、不思議なものですね。ポアロさんの灰色の脳細胞は凄い❢

2015/06/16

夢の中で枕濡らし

同じような題名のアルバムがポルノのグラフティさんたちが出していた気がするが記憶の奥に閉じこもっているので脳髄をつかむような話としておくとしても今回は空港から飛び立つ飛行機の中での殺人事件というのとで偶然居合わせたポアロ先生の近くの席でお殺人が起こり、しかも凶器と考えられるような代物がポアロの席に!しかしポアロは盤石の信頼を得ているようで嫌疑の対象にもならないような始末でそれはよもや浜の大魔神ならぬ神宮のマクガフならぬベルギーのポアロという次第であるのだが、犯人はわからなかったしベルギーのことも知らなかった

2023/03/03

旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)

発刊当時、最先端の交通である飛行機内での密室殺人事件に遭遇するポアロ。若き男女のロマンスあり、イギリス・フランス両警察と絡みながら事件の謎を追うポアロは、ロマンスの成就にも粋な計らいをしてみせる。真犯人は後半で目星はついたが(消去法で)、殺害のトリックやラスト近くで現れる人物の存在など、驚かされる部分があり、楽しめました。

2022/07/16

nagatori(ちゅり)。

先日読んだ『死との約束』同様、これも初めて読むよ^^)ドキドキだー♪と思ったのもつかの間、アレ…?読んだことあるぞ?しかも犯人知ってるぞ?とのっけから(勝手に)肩透かしでした。ムムム。でもこの作品の「ポアロおじさん」はヒロインにとても優しくて、まるで本当に世話焼きの親戚の伯父さんのようで大好きです。最後の、ヒロインに希望が見える終わり方も好きだなあ。

2014/04/04

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