KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

魔術の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-65)

魔術の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-65)

魔術の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-65)

作家
アガサ・クリスティー
田村隆一
出版社
早川書房
発売日
1982-03-01
ISBN
9784150700652
amazonで購入する

魔術の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-65) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ちどり

ジェーン・マープルの娘時代からの友人に「妹のことがなぜだかわからないけど、嫌な予感がする」と、とても曖昧でつかみどころのない理由で大豪邸の家に滞在する。変わり者だけど誰からも愛される富豪の妻(二度離婚経験あり)未成年の犯罪者救済に力を入れる夫、娘や義理息子や孫や秘書など様々な人が集まる豪邸で、事件が起きる。精神病の秘書が部屋の鍵を閉め旦那様と二人っきりので喧嘩をはじめピストルを撃つが二人は無事だった、だが同じ時間の違う部屋では本当に殺人が起きていた…

2017/05/14

旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)

マープルの女学校時代の同窓生ルースの依頼を受けて、その姉キャリイの元へ乗り込む。何かが起こりそうで不安…というルースの予感は確かにマープルも感じるのだが、何しろキャリイは3度も結婚をし、それぞれの縁者が屋敷に一同に集まっていて、登場人物の多さがネック。「事件」に人の目がひきつけられ、その裏で起こった殺人の真相は…。登場人物の多さと、それによって物語を複雑にして犯人の姿を隠してはいるのだが、その分面白味があまり感じられなかった。

2023/03/19

じゅり子

再読。ほんとに完全に忘れていたわ…。ある大きな館で少年達の更生施設事業を営んでいる、学校時代の富豪の友人宅に滞在するマープル。そこで起きた殺人事件を解明。殺人の動機はやはりお金持ちだからお金に絡むものなんですね。登場人物が不快な人間が多くてやりきれなかった…。しかし複雑すぎる家族関係でした。

2016/10/03

黒い森会長

再読。友人の姉の依頼で、妹の様子を探り?に行くマープル。複雑な人間関係の中、ついに起こる殺人。この物語のポイントは、妹のキャリイの性格(キャラクター)につきる。風邪で目がしょぼしょぼして読めず。

2019/03/26

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

☆×4.0…人間関係やいがみ合いがもろにある環境で起きる殺人事件なので誰が犯人なのかがさっぱりわからない作品です。おまけにやけに目を引く「クルッテル」人が目に付くため推理しづらいこと。結局最後の最後までわかりませんでしたよ。第二の殺人が、あまり使われない方法での殺人だったので結構興味深かったです。とにかく出てくる人間が怖かった…

2010/08/12

感想・レビューをもっと見る