ナイルに死す (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-76)
ナイルに死す (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-76) / 感想・レビュー
背番号10@せばてん。
【2012版_東西ミステリーベスト100_海外部門99位】1989年7月28日読了。1978年公開の映画『ナイル殺人事件』の原作。あらすじは忘却の彼方。ただ映画館で見た犯人◯◯は鮮明に覚えています。(2019年9月3日入力)
1989/07/28
背古巣
兎に角、事件が起きるまでが長い❗字が小さい‼️年寄りにはきついです😢。読んでいて!何故か「スタイルズ荘の怪事件」に似てるなと思い始め、読み進むにつれて、その思いがだんだん強くなっていきました。そういうふうに幕を引くか?という最後でしたが、二人の関係からすると、そうかもですね。でも、最後の行動を予測していたポアロさん、止めるべきではないかと思いました。面白かったです。
2024/11/05
タッキー
言わずと知れたミステリの女王の傑作。大昔に読み、すっかりストーリーを忘れていますので、まるで初読。序盤は婚約者を奪われた女性が、ナイル川を遊覧旅行する二人の行く先々に嫌がらせのためにつけまわすという三角関係。事件関係者のエピソードに重点が置かれ、なかなか事件が起こらないため、誰が殺されるのか?というだけで楽しみな仕掛けです。この辺りはクリスティならでは。いろんな人物を会話の中にゆっくり描きながら、最後の結末で一気に伏線回収する手際はお見事!カラッとした終わり方もナイス!さすがの出来栄えでした。
2021/09/12
マナミ
457ページも読めるのか?と思いつつ、簡単に読まされた。人物描写が丁寧でわかりやすい。色んな問題が出てくるが、ひとつひとつポアロが削いでいき、真実が浮かび上がる。最初の犠牲者、金も美貌も全てを持っていたと思われていたが、本当の愛には出逢えなかったのが皮肉だなと感じた。
2015/07/19
紅
課題本。とにかく名前が覚えられなくてつらかった。登場人物のページに指を挟んで何度も戻りながら読んだ。ポアロがうざいのはいつも通りのこととして、物語としては読みやすく面白かった。
2013/12/17
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