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ビッグ4 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-77)

ビッグ4 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-77)

ビッグ4 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-77)

作家
アガサ・クリスティー
田村隆一
出版社
早川書房
発売日
1984-11-01
ISBN
9784150700775
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ビッグ4 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-77) / 感想・レビュー

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背番号10@せばてん。

1985年4月30日読了。ポアロが登場はするものの、推理モノではなくサスペンス…という怪しい記憶。あらすじは忘却の彼方。(2021年3月6日入力)

1985/04/30

しゃお

本格推理ものを期待して読むと期待を大きく外す、ホームズものかと思うような冒険活劇。世界征服をもくろむ組織と対決するポアロ。うーん、今まで抱いていたイメージとかけ離れてはいましたが、これはこれで楽しめる一冊でした。何よりポアロとヘイスティングズとのやり取りが可笑しく、また、二人の友情の厚さを感じさせる物語でした。それにしてもヘイスティングズは一年も妻の元に帰らなくて大丈夫だったのでしょうか(笑)。

2015/03/06

夢の中で枕濡らし

ピザがなんだか無性に食べたくなる心地ピザ心地でページを捲っていくが、なんだか違う。いつものおクリスティみがなく、それは例えばいつものおクリスティさんの作品が連続ドラマだとすると、これはB級サスペンシャルアクション映画といった雰囲気で地産地消ジャストインタイム津々浦々の精神でポアロと相棒のヘイスティングスが所狭しと広しと駆け巡る。その跡は砂埃が舞っていて少し荒々しく感じる次第で犯人はいるようないないような海外ドラマ24のひとつまみの裏切り者みたいな驚きは提供されるが少し乱雑に感じてしまう。悪役が劇団チック。

2023/03/08

マーブル

ポワロ国際的犯罪者集団と対決す。いくつもの対決が小間切れに描かれ、明智と二十面相の戦いのようでもあるのだが、そこまで荒唐無稽な面白さはない。どちらかというと冒険小説風だが、ポワロには似つかわしくないと思ってしまう。  犯罪集団の怖さもあまり伝わってこない。規模、資金、科学力からいけばショッカー並みに恐ろしそうなのだが、ポワロの対応がのんびり過ぎて緊迫感に欠けている。クリスティはこの手の描写は苦手なのか、とも考えたが調べると短編をまとめて作品にしたとのこと。ちょっとうまくまとめられなかったかな。

2020/11/14

sakadonohito

今回のポアロは世界をまたにかける悪人組織が相手。スケールは大きいが何かイマイチでした。1つの殺人事件を解決するのではなく、犯罪組織を壊滅させるのが目的の本作は次々と起こる事件の被害者達も邪魔だからとか口封じにとかでついでのように軽く扱われています。内容とは関係無いのですが図書館で借りたこの本、鼻くそみたいのが何箇所も付いていて読んでる内容が頭に入ってこない程不愉快になりました。 消ゴムの消しカスだと思いたいですが……

2020/10/05

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