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三幕の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 1-84)

三幕の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 1-84)

三幕の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 1-84)

作家
アガサ・クリスティー
田村隆一
出版社
早川書房
発売日
1988-12-01
ISBN
9784150700843
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三幕の殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 1-84) / 感想・レビュー

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カムイ

田村隆一氏が翻訳した初のアガサ・クリスティ作品らしいです、解説に書かれてるアガサの作品では評価良いとされている。物語は演劇設定のような感じです、50代で俳優を引退した悠々自適なチャールズ・カートライトとパトロンのサターウェストが主軸でストーリが進む題名の【三幕の殺人】一幕一幕に殺人が起きそれを推理するサターウェストがポアロ役に据えているような設定ですがそこはアガサである美味しいところは全て持っていくのはお約束です。ただ翻訳者が初めての訳本なので読みづらさはあった、それでも作品の出来はよくダレることなく読破

2021/04/06

本木英朗

アガサ・クリスティ中期の傑作のひとつがこれである。俺は中学・大学生・社会人と3回読んで、今回が4回目である。やはりクリスティはすごいよね。引退した俳優が自宅で催したパーティで善良な老牧師がとつぜん苦しみだし死亡した。数か月後、今度は俳優の友人の医者が自宅で催したパーティで、やはりワインを飲んで死んだ……。俺はさすがに今回は分かっていたけど、それでも面白いよねえ。サタースウェイトとポアロのコンビはいったい何をするというのか、が見ものであります。

2019/05/16

旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)

短編集「謎のクィン氏」に出ていたサタースェイト氏が再出。物語の中心的人物であるが、少し影が薄くてもったいない印象。ポアロも出てくるのだが、途中までは本当に脇役程度で、3人の素人探偵の遅々とした捜査の進み具合がまどろっこしかった。それもこれも、エンディングへの仕掛けと思うと、クリスティーの奥深さに驚かされる。最終章でポアロが謎を解くまで犯人はわかりませんでした。。そして、こんな「動機」があったとはね。

2022/07/03

shiaruvy

★4 [1988.12.15 初版] 『カーテン』『スリーピングマダー』探していたら,芋づる式にクリスティ本10冊弱発掘..あらら。 映画原作多いのでDVDとタイアップで消化予定。 初読時に犯人わからなかった腹いせに,『アクロイド..』よりもこの殺人がよっぽどアンフェアじゃん!と憤ったこと思い出した。 でもやっぱり面白い本の一冊♪

2012/09/11

Chili

クリスティーの評価の高い作品を選んで読んでいるんで当たり前かも知れないが、面白かった。三部構成、登場人物。なるほどなあ

2020/02/22

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