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シャム双生児の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 3-17)

シャム双生児の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 3-17)

シャム双生児の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 3-17)

作家
エラリイ・クイーン
青田 勝
出版社
早川書房
発売日
1978-06-01
ISBN
9784150701178
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シャム双生児の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 3-17) / 感想・レビュー

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空猫

【海外ミステリマストリード16/100】山火事に追われて迷い混んだ屋敷で殺人事件に遭遇するクィーン親子。麓からの連絡も食料も途絶え、火の手がジリジリと迫る中、第二の殺人事件が起きる…。探偵が振り回されているし、今読めば古臭いのは否めないけれど、こういう作品が後の多数の作品に影響を与えているのだろうな。横溝正史の『悪霊島』を始め名探偵シリーズ作品を思い出した。

2019/05/11

yucchi

【図書館本】国名シリーズ第7弾。山火事で下山できない山荘で起こる殺人事件。被害者が握っているトランプのカードは何を意味するのか? 今回は山火事が山荘に迫っているということもあり、どこかエラリーもパパもフワフワした感じ。ラストも犯人摘発よりも火事の方が気になってあまり頭に入らない(笑) 犯人がわかった時よりもラスト一行に拍手。

2014/09/14

Yu。

山火事というハプニングに見舞われ、山頂にある屋敷に逃げ込む形になったクイーン父子。そこで起きた殺人事件を追っていくのだが、この父子、息のあった連携を見せ、とっとと解決するかと思いきや、まるで漫才のような掛け合い合戦や二転三転する推理に、読み手はもちろん容疑者達をも翻弄させてしまうこの2人っていったい(でもこのコンビのやり取り、不思議と古臭さを感じさせない良さがあるんだよね)。。そして刻一刻と迫る炎の恐怖。さあ、どうする!※本作は純粋に読んで楽しむ内容なので推理ものとは別のものと考えた方がいいです。

2014/07/13

ホームズ

国名シリーズの中でも異色で残念な感じのする作品。設定としては面白いとは思うんですがどうもエラリーの推理が捜査を混乱させているだけで・・・。一人相撲をとり続けた結果運よく犯人を見つけられた感じが・・・。

2010/09/06

マナミ

陸の孤島っていうだけでうきうきしながら読了。クローズドサークルはいいな♪山火事の描写に心が奪われて肝腎のトリックがなかなか入ってこなかった。国名シリーズでも異色作とされているけど、最後はやっぱりクイーンらしかった。有栖川有栖の「月光ゲーム」再読したくなった。

2016/03/16

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