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二百万ドルの死者 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-20)

二百万ドルの死者 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-20)

二百万ドルの死者 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-20)

作家
エラリイ・クイーン
青田 勝
出版社
早川書房
発売日
1979-11-24
ISBN
9784150701208
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二百万ドルの死者 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-20) / 感想・レビュー

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がるっち

エラリー・クイーンが編集はしたらしい、という作品。このタイトルは見知っていたけど、クイーンの作品と思ってた。内容は誰に焦点を当てるか、どの件を要に物語を仕立てるか、それをまず考えるべきだったと思う。あと、この訳が時代だから、仕方ないけど、ヘール・ロングフィールドのヘールってドイツが舞台と書いてあるから、「ヘア」ってミスターのことなんだろうけど、そのぐらいは調べても良かったんじゃないかなぁ。 もったいないといえばさらに、多分物語の重要部分と思われる最後をちゃちゃちゃっと終わらせたことかな。

2013/09/05

Tetchy

痴呆症となったギャングの遺産を我が物にするために遺言状に記載されている戦争時代の命の恩人を探しにいく幕開けからやがて政敵同士の抗争へと発展していくという設定だが、なぜこれがクイーンというほど謎もトリックもロジックもない。それもそのはずで他の方も書いているがクイーン名義の別作家の手になる作品なのだがなぜこれをクイーンの作品としたか疑問。作品の評価は先入観とか偏見を排除して作品そのものが対象となるのは解るが、やはりクイーンという名前が足かせになっている。逆に他の作家ならば評価はもっと高かったかな。

2011/09/26

**くま**

代作者による作品。ミステリではありません。ジャンルがよく分からないのですが、ギャングや殺し屋やスパイや政治家が出てくるので、ハードボイルドとかそのへんになるのかなぁ・・・。もちろんエラリイもクイーン警視も出てきません。ハリウッド映画にこういうのよくあるよね、みたいなありきたりなストーリー。つまらなすぎて読めないとまでは私は思わなかったけど、クイーンらしさは皆無だしわかりにくいし(というより読んでる間にわかろうという気力があまり湧かなかった)、無個性だし、お世辞にも面白かったとは言えないです。残念です。

2014/01/09

ako

再読。スティーヴはギャング親分の2百万ドルの遺産を相続するミーロ・ハーハを殺すよう言われ、弟とともに各国を探し回る。親分の昔の命の恩人というハーハ。どんな人物なのかとても興味がありましたが残念な感じだったし、ヨースト爺さんの殺人事件もハーハを探す旅の流れの中に埋もれてしまっているし、適当に話を書いて、最後も適当にまとめたかのようなまとまりのないストーリー。名義がクイーンなだけで、書いたわけでないのでクイーン親子は出てこない。

2013/06/12

ホームズ

エラリー・クイーン名義で他の人が書いた作品らしい。それなりかな。

2007/08/30

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