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罰金 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-8 競馬シリーズ)

罰金 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-8 競馬シリーズ)

罰金 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-8 競馬シリーズ)

作家
ディック・フランシス
菊池光
出版社
早川書房
発売日
1977-01-01
ISBN
9784150707088
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罰金 (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 1-8 競馬シリーズ) / 感想・レビュー

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背番号10@せばてん。

【1970_アメリカ探偵作家クラブ賞】1997年7月29日読了。競馬シリーズ第7弾。ディック・フランシス、2010年永眠。自分に多大なる影響を与えてくれた、巨星に心より合掌。

1997/07/29

ぺぱごじら

『天井を吹っ飛ばす』スキャンダルがウリの新聞社にフリーに近い立場で勤める記者・タイ。彼の記事はクールでありながら時に扇情的である。彼の暮らしも大変抑制的でありながら、時に奔放。そんな彼が巻き込まれた競馬にまつわる犯罪。欲望のバランスや、正義とスキャンダルの境目、タフであることの理由が描かれた作品。イギリスのスキャンダル大好き国民性と、伝統的競馬制度がよくわかるお話でもあります。2014-1

2014/01/02

bapaksejahtera

主人公は二流処の新聞の社員記者。或る夜酩酊した友人を家まで届けるうち、友人は記者は魂を売るなとの警告を残して七階から身を投げる。友人の記事振りには同僚も不審な念を持っており、主人公はこれを手掛りに賭け屋の不正操作がある事に気づく。英国の競馬には我が国で考えられないが、民間の賭け屋の存在、何週も前から出走馬への賭けが認められており、ここが今回のポイント。主人公は重病で費用の掛る介護の必要な妻を抱えていて、悪漢共はここを突きつつ、主人公の筆に翻意を迫る。主人公の闊達な性格と強運は健在。シリーズ水準を上回る作。

2022/07/09

おくちゃん

MWA最優秀長編賞は伊達ではなかったです。最後はハッピーエンドと言うことでよいのかな?ちょっとモヤモヤが、、、今までのところ、ディック・フランシスにハズレなし。

2020/10/31

しんこい

冒頭知り合いの記者が主人公に忠告していきなり死んでしまい、その後話は快調に展開します。悪者の正体が分かってもそれだけで話が終わらないのが、良いところか。若干敵がふがいない気もしました。それにしてもウエストケンジントン訛りとか、イギリス人が読むとなにかぴんと来るのでしょうか?

2014/12/29

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