矜持〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (競馬シリーズ)
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矜持〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (競馬シリーズ) / 感想・レビュー
wata
家を飛び出し軍に人生を捧げ片足を失った後にイヤイヤ家に帰ってみると…。ストーリーも家族関係と犯人探しが絡み合って面白かったです(^^)嫌っていてもやっぱり親子って…(笑)
2019/03/23
くりり
ディック・フランシスの遺作、決してハードボイルドとは言いがたいが、不屈の精神は脈々と、競馬シリーズともお別れと思うと寂しい...。ちょっとシッド・ハレーを引っ張り出してこよう!
2018/10/14
Schunag
たぶんフェリックス主導で書かれたのであろう父子共作名義の最終作。主人公は戦傷で片脚を失った軍人で、孫子の兵法や兵学校で習ったとおぼしき戦史、英国陸軍の行動規範を折々の行動の指針にするのが面白い。主人公を襲う肉体的な危機は、大フランシス『煙幕』『奪回』『証拠』『標的』でのそれに匹敵する壮絶なもの。作品の出来としても父子名義で評判のいい『審判』と甲乙つけがたい(僕は本書の方が好き)。父単独名義作品の中においても上位に迫るのでは。本書刊行ののち大フランシス、ディックは逝去。
2024/03/31
夜梨@灯れ松明の火
再読。最後の作品。ディック・フランシスの新作を本屋で探すのが、私の毎年末の楽しみでした。普段買うのは文庫ですが、今回どうしても読みたくて、単行本を購入。そして今回、文庫を見つけ、迷わず購入。ここ数作は息子さんとの共作ですが、やはり、物語は不屈の精神を持つ漢(おとこ)のストーリー。今回はお母さんが調教師。これまでの40作以上と変わらず、主人公が競馬関係の事件に巻き込まれるのですが、今回も違う感動を貰いました。本当に「最高の男と最高の物語」です。これからは、少しずつ、楽しみに再読していきます。お疲れ様でした
2012/06/22
しーふぉ
ディック・フランシスの遺作となった作品です。元騎手だった作家さんで、競馬界に関連のあるミステリーをたくさん書いています。安定した面白さは流石です。
2013/07/06
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