シャーロック・ホームズの復活 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HM75 - 3)
シャーロック・ホームズの復活 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HM75 - 3) / 感想・レビュー
黒上豊
空家の快事件、踊る人形、六つのナポレオン像等を収録した短編集。チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートンなんかは、かなり凝った話(複雑というニュアンスではない)になってると思う。金縁の鼻眼鏡は推理小説のベクトルが強くて、論理的な解法をしている。
2014/01/13
ツンドク
「つねに別の可能性を考えに入れて、それに対処できるように心がける」
2009/09/22
ニョンブーチョッパー
◎
2006/04/21
are8591
iTunes store で購入。『最後の事件』から10年後に執筆されたせいか、ドイルの書き方がだいぶ柔らかくなった印象を受けました。短編集を3巻読破して思うことは、ドイルは一貫して推理のための材料を探す力———卓越した観察力と旺盛な行動力が大事なのだと訴え続けているように思いました。主人公の頭の中で何個かストーリーを構築しつつ、新たに発見した事実とすり合わせていく、その行程を書き表している作品は現代の推理小説でも少ないと思います。そこに読者は時代を問わず惹かれ続けていくのだろう感じました。
2014/02/05
hirofumi anno
貸していただけたので拝読した。『緋色の習作』と違って短編集なので、通勤時間に一作を通読できるのは有難い。『緋色の習作』の後いきなり『復活』を読んで大丈夫かという不安はあったものの、読んでいて特段気になることはなかった。
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