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死神の戯れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-18)

死神の戯れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-18)

死神の戯れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-18)

作家
ピーター・ラヴゼイ
Peter Lovesey
山本やよい
出版社
早川書房
発売日
2002-01-01
ISBN
9784150747183
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死神の戯れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-18) / 感想・レビュー

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bapaksejahtera

ダイヤモンド警視とクリップ刑事両シリーズを終え、その他の長編に突入する。本作はブラックユーモアに溢れたサスペンス。読者が感情移入する魅力的な登場人物が登場して殺人を重ねる。動機は比較的に明瞭であるが、悪漢や殺人鬼の犯行と異なってハラハラ感がなく、面白くはあるものの頁は進まない。ラヴゼイの作品でこれまで感じられたキリスト教への揶揄が更に進んでプロテスタントといいながらカトリックの儀式重視的権威主義に満ちた英国国教会への皮肉が、本作のもう一つのテーマとも感じられた。結末の意外さは良い。中の下の作品と判定する。

2021/05/15

Ayah Book

イケメン牧師が悪人の倒叙ミステリ。倒叙だから特に驚きはないと思っていたけど、ある意味ラストは意外。ほのぼのとしつつもブラックな、いかにもイギリス的な物語が嬉しい。

2019/06/26

ソラ

内容(「BOOK」データベースより) 男性信徒に熱狂的に支持され、女性信徒を恋の虜にする美貌の牧師オーティス―町で国教会の主教が自殺した時でさえ、彼の哀悼の言葉が暗い空気を払拭する。が、やがて教会の会計士が急死し、使途不明金疑惑が浮上、さらにオーティスの周囲で失踪者が出ていた事実が明らかに。町を侵蝕する悪夢に人々はようやく気づくが…

2010/06/15

Jimmy

ノンシリーズの方がラヴゼイは当たりのような気がしますね。前半戦の流れはそうくるか!という驚きに満ちてましたが、途中からの興味はオチをどうするかだけでしたがとはいえラヴゼイ!文句なく面白かったです。

2017/01/09

アルクシ・ガイ

豪快なつかみから、相変わらずのエンターテイメント。ラヴゼイにハズレなし。

2015/07/05

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