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暗い迷宮 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-20)

暗い迷宮 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-20)

暗い迷宮 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-20)

作家
ピーター・ラヴゼイ
Peter Lovesey
山本やよい
出版社
早川書房
発売日
2003-07-01
ISBN
9784150747206
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暗い迷宮 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-20) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

記憶を失った女性の記憶と親切そうでいて実は性質が悪い人々の描写に胸焼けがしました。しかし、掏りの常習犯だが気のいいエイダにだいぶ、救われました。主人公よりよっぽど、関連性を見出すのに長けているんじゃないでしょうか。ダイヤモンドとジュリーの意外に噛み合っているやり取りが面白いです。最後に思わず、歓声を挙げたのは言うまでもありません。

2012/07/30

Kouro-hou

1997の英国本格推理モノ。とにかく分厚いw 平和なはずのバースの街で次々おこる自殺事件。これ本当に自殺?もしかして関連性あるんじゃね?冒頭に登場して姿を消した記憶喪失の女性も関連あるのか?という謎にシリーズ探偵、ダイヤモンド警視が挑みます。正直なところ警視は勘は鋭い、気の回らないデブなんですがw、部下や妻の努力もあって大活躍。わりとトリッキーなミステリな印象のあるラヴゼイにしては今回の大筋はシンプルで、代わりに個性的でユーモラスなキャラクター達で読ませます。何気にいろいろ出てくる食べ物描写も楽しい。

2017/08/25

miroku

内容のわりに長過ぎ。キャラクター設定や会話は面白い。どうも好みには合わない・・・かな。

2012/06/21

ソラ

内容(「BOOK」データベースより) 交通事故で記憶をなくした女が自らの身元を捜し求めてバースを訪れ、消息を絶つ。郊外の農家では銃で頭を吹き飛ばされた老人の死体が発見され、数日後には市内の観光名所で身元不明の若い女が屋根から転落死した。「平和な街」で相次ぐ事件に不審を覚えたのは殺人捜査班を率いるダイヤモンド警視。無関係のように見える事件だが、ひょっとして…

2009/05/20

bapaksejahtera

文庫600頁を超える大作。交通事故が理由か記憶喪失の女性が病院に運ばれ、ソーシャルワーカーの手で施設に受け入れられる。侠気に溢れたホームレス女性が登場。前半は彼女の探偵物の趣きがある。主人公ダイヤモンド警視はヒマで体調を崩す。しかし自殺と思われた農夫の死因を主人公警視は疑い、物語が動き出す。前半舞台を回した記憶喪失女性が舞台から姿を消し拍子抜けするが、今回ダイヤモンドと優秀な女性刑事との仲の悪化もあって興味は繋がる。本作で起こった事件の連関が判明、終局を迎えるがジュリー警部は主人公の許を去る結末となる。

2021/02/18

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