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最期の声 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-23)

最期の声 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-23)

最期の声 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-23)

作家
ピーター・ラヴゼイ
Peter Lovesey
山本やよい
出版社
早川書房
発売日
2007-01-01
ISBN
9784150747237
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最期の声 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ラ 3-23) / 感想・レビュー

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bapaksejahtera

シリーズ7作目にして主人公の愛妻が殺される。シリーズが進むにつれてダイヤモンドがステフと呼ぶ女性の存在感が増して来ていたため予想外であり、このシリーズは一体どうなるのかという不安が生じた。真犯人の行動が、読後に考えれば余りにも冷静で超人的であるのは気になったが、作品そのものについて言えば、並行する脇筋の絡みが秀逸であり、事件の発端が後から納得できる仕掛けがあって、全体としては見事な作品なことは間違いない。繰り言であるが、なんでこんな良い女房を殺す必要があったのだろうか。あと2作品ほどを残すしか無いのだが。

2021/03/07

ソラ

【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 頭部を撃ち抜かれて息絶えた、妻ステファニーの姿。現場に急行したピーター・ダイヤモンド警視はその場に立ちすくむことしかできなかった。さらに彼自身に妻殺しの嫌疑がかけられ、ダイヤモンドは独力で犯人を追う決意をする。まもなく、事件当日に妻が「T」なる人物と密かに会う約束をしていた事実を突き止める。謎の人物の手掛かりを得るべく、ダイヤモンドは妻の元夫に接触するが…シリーズの転換点となる衝撃作。

2007/07/23

ゆーかり

ダイヤモンド警視シリーズ7作目。ステフが殺されてしまう事を知っていたためずっと読む事が出来なかった。大切な人の死は耐え難い。妻を失ったうえ殺害の嫌疑までかけられるダイヤモンド。徒らに時が過ぎるなか独自に捜査を続ける。これまでに関わった事件の関係者、ステフの元夫。そしてどこで繋がるのかアラブ人も加わった詐欺計画。誰が一体どんな理由で?やはりラヴゼイは面白い。が、ダイヤモンドさん...寂しいね。

2014/12/03

J・P・フリーマン

ダイヤモンド警部は激しい動揺と悲しみの中にいた。最愛の妻を殺害されたのだ。おまけに、捜査チームに加わることも許されず、頑固一徹の捜査で単独行動を始める。ハードボイルド的要素を前面に出しながら、事件についてはロジカルな構成となっており、真相を披露するシーンではうならされる。惜しむべきは、容疑者が少ないということ、出てくる容疑者はあからさますぎで、おまけにワンシーンくらいしか登場しないので、すぐ除外できる。となると、残るのは……。という具合に犯人に気づきます。

2018/07/05

ソラ

【整理・再読】

2022/05/07

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