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レディ・ハートブレイク (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 2-4)

レディ・ハートブレイク (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 2-4)

レディ・ハートブレイク (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 2-4)

作家
サラ・パレツキー
山本やよい
出版社
早川書房
発売日
1988-07-01
ISBN
9784150753542
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レディ・ハートブレイク (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 2-4) / 感想・レビュー

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無性にヴィクが読みたくなり手に取りました。今書店に行っても初期の作品はほとんど売ってないんですね。本作はちょうど今の季節と同様、夏本番で物語の世界にどっぷりとハマれました。本作の舞台は80年代後半なので、なつメロ気分であの頃のシカゴにタイムスリップさせてくれます。この時代には携帯とかはないけど、それほど技術革新系のギャップを感じることなく楽しめました。データの検索のくだりでは、この頃からデータセキュリティーの基本ルールは変わってないこともちょっとした驚きで、そんな所にも作者の取材力の確かさが感じられます。

2017/07/22

寧々子

ヴィクは勇敢なのか無鉄砲なのか、いつも危険な目に遭うとわかっていても飛び込んでいくのでヒヤヒヤする! 今回も案の定な結果になるのですが、そんなヴィクに何かと世話を焼き力になろうとする好人物が♪ ヴィクをクッキーちゃんと呼ぶ、ミスタ・コントレーラスは70代なのに、けっこうやらかしてくれるので、やっぱりヒヤヒヤさせられた! ヴィクにとっては少ない手がかりですが、読み手にとっては的が絞られているので、犯人や真相はだいたい予想ができてしまうけど、ヴィクが危険な目に遭いながらも事件を追う様子は読み応えがありました!

2017/07/23

Masa

読了。無性にV・Iに会いたくなって。3作目からだいぶ間を空けて読んだけれど相変わらず面白い。というか、巻を増すごとに面白くなってくる! それは多分、V・Iと過ごす時間が長くなってきたからなんだろうなぁ、と。ロティの印象が少し変わったり、新しいキャラクタの登場だったり、楽しい4作目でした。

2019/10/25

ふーこ

大病院の診察ミスを隠すために一人の医者が死ななければならなかったという理由がなんだか弱い気がしました。ハーボボイルド系だけど主人公ヴィクはタフさもあるけど傷つきもし、割合グータラしているところに感情移入できます。このシリーズは大好きです。

2015/07/04

順平

シリーズ第4作。男勝り(といったら、フェミニストに怒られるか?)の女探偵が主人公。知り合いの16歳の女の子の流産、死亡をめぐって、不審な出来事が相次ぐ。気乗りのしないまま、周囲からの要望で主人公は調査に。様々な妨害に遭ううちに、生来の負けん気に火が着く。目的達成のためなら、ある程度の法からの逸脱には躊躇しない姿勢が、ハードボイルド。かっこいい。

2013/06/11

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