サマータイム・ブルース〔新版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 2-20)
サマータイム・ブルース〔新版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 2-20) / 感想・レビュー
absinthe
かっこいい!80年代女私立探偵物語。強烈な印象を残すV・I・ウォショースキー。捕まったり殴られたり窮地に陥ってもへこたれない、タフで男勝りな主人公。 このカッコよさは弱い者の味方の義侠心か。か弱い幼女を殴るような悪辣な男をこてんぱんにやっつける。この痛快さ。 スマホどころかPCでさえ普及してなかった時代か…。
2022/11/30
future4227
パレツキー初読み。V.I.ウォーショースキーというちょっと風変わりな名前(実際、作中の悪党にもなかなか名前を覚えてもらえない)の美人私立探偵が主人公のシリーズ第1作目。パソコンも携帯もない時代の超アナログ社会が舞台だけに、とにかくフットワークと体力が勝負。そして空手の使い手でもある彼女は殺し屋を相手に大立ち回り。最後はスカッとさせてくれるが、ハードボイルド小説にしてはちとキャラが弱いかな。個人的にはもう少しド派手に暴れまわって欲しい。でも、当時の女性の社会的地位からすると充分型破りな女性なのかも。
2023/09/04
おか
12月に読んだ本の感想 今頃になっちゃいました^_^;著者初読み そして又新しいシリーズ物に突入してしまいそうな予感、、、笑表紙絵でもわかるように 女性私立探偵物です。どんな圧力にも暴力にも屈せず 例え依頼人が依頼を断ってきても 納得いかなければ 猪突猛進で事件解決に突き進んでいく 亥年には最適!!!笑。このシリーズ 2017年迄に19冊出ている、、、思わず 遠い目になってしまうが これも運命と諦めて ぼちぼち読み進めます^_^;
2019/01/07
ken_sakura
面白い。女性。3回目の請求書が送られてくるまで支払いはしない。主人公の私立探偵ヴィクトリア・イフィゲネイア・ウォーショースキーが一人称で語る物語。気に入った奴にヴィク、その他にウォーショースキーと名乗る。舞台はシカゴ。ある成功者に息子の恋人の行方を探してくれ、と依頼を受けて調査を開始したら、息子は死体、依頼人は偽者でした、と始まるワクワク、ハードボイルド♪( ´▽`)主人公は表紙のキツめな美人さんのイメージなので、ラルフ・デヴローが羨ましい(^_^)脇役も気が利いてて良かった。おもしろ本棚の先生先輩に感謝
2018/08/25
みっぴー
ごめんなさい、二十作近くシリーズが続いているらしいのですが、私には合いませんでした。女性版ハードボイルドを意識しているのか、型にはまりすぎな感じがしました。なんかこう、無理してお決まりの展開にもっていくような…わざとらしさというか、ぎこちなさがずっと気になってしまいました。主人公のヴィクが追う事件も魅力的とは思えず、あまり興味をそそられませんでした。うーん…これは単に好みの問題かもしれませんね。。。
2017/05/03
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