ウィンター・ビート (ハヤカワ・ミステリ文庫)))
ウィンター・ビート (ハヤカワ・ミステリ文庫))) / 感想・レビュー
D21 レム
10年ぶり。ウォーショースキーがアラフィフに、コントレラスがおじいさんに!でもハードでかっこいいのは以前のままで、うれしかった。怪我を負い寝不足の中を走り回るヴィクの姿が頼もしい。682ページ。麻薬、貧困、同性愛者への差別、巨大産業の保身のために殺される市民、巻き込まれる周辺の人々、どこまでも広がる負の連鎖。イラク戦争から帰った傷ついた兵士とか、最近の問題もあった。さらに長くなってしまうのだろうけれど、もっと深く書き込んでくれてもよかった。巨大なものに立ち向かう私立探偵、こんな話があるのはいいなと思った。
2015/12/18
Masa
読了。面白かった。前作に続き本作も本当に面白かった。911以降なわけですが、あの事件をきっかけにやはり時代が変わったのだなぁと再認識した1冊。V・Iを取り巻く環境もいろいろ変わってきていて、それがいい感じのスパイスになって物語のエンタメ要素が強くなっていた印象。次作でも継続して登場してもらいたい人物がチラホラ。いやいや、本当に良かったです。面白かった!
2020/04/03
tom
蹴られても殴られても、腹に大きな青あざを作っても、巨悪に立ち向かい、最後にはやっつけてしまうヴィク。彼女も、もう50歳なんだって。笑ってはしまうが、がんばれよと応援したくなる立ち姿。このシリーズは、どうしても読みたくなってしまう。
2011/10/23
niaruni
世の中には、読めるだけで嬉しい作品というものがある。シリーズを出し続けてくれてる、作者と訳者と出版社に大感謝。いやあ、それにしても…ヴィクを読んで最後に涙するとは。ああいう大甘なエンディングも、たまにはいいよねえ。
2011/09/27
黒猫
彼女が頑張ると、嬉しいです年齢が近いので自分もまだまだ頑張るぞって思える、今回もカッコイイです。
2012/06/26
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