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ペインフル・ピアノ 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMハ 2-30)

ペインフル・ピアノ 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMハ 2-30)

ペインフル・ピアノ 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMハ 2-30)

作家
サラ・パレツキー
山本やよい
出版社
早川書房
発売日
2022-11-02
ISBN
9784150753801
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ペインフル・ピアノ 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMハ 2-30) / 感想・レビュー

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NAO

名付け子と一緒に歩いている時ヴィクが見たのは、「スヌーピー」のシュナイダーよろしく子どものおもちゃのピアノを弾いているホームレスの女性。なんと彼女は銃乱射事件に巻き込まれて恋人を殺害されたものの自身は奇跡的に助かった歌姫だった。そして、彼女と出会ったことから、またまた厄介な事件に巻き込まれていくヴィク。

2024/11/04

tom

面白い。サラ・パレツキーかなりのお年のはず。そして調べてみると、この本は73歳のときのもの。そのお年で、これほどにテンポ感のあるミステリーを書くのですかと思ってしまう。主人公ヴィクは名づけ子に誘われて、興味もない集会に行った。これが出来事の始まり。奇妙な男が現れて騒ぎを起こす。その帰り道、名づけ子と歩いていたらピアノの音が聞こえて来た。これがすごい。覗いてみると、オモチャのピアノを弾く浮浪者。グリークの「白鳥」が浮かんでくる(「白鳥」を調べたけど、出てこない)。そして、悪い奴らが多々現れて・・・。

2023/03/05

kyoko

S.J.ローザンのシリーズを復習してる間にこのシリーズを読むと、本当にヴィクって一人で戦ってるんだなあと思う。周囲の人たちのうちロティは助けになるとはいえ、別の意味だし、コントレーラスはプラマイ0だし、他の知り合いはトラブルの元だし・・・とにかく頑張れ!

2022/12/18

Mc6ρ助

『「こう考えなさいよ、ヴィク。あなたはバケツの水の一滴かもしれないーーもしくは、砂漠のティースプーンかもしれない ――でも、あなたのティースプーンがなくなったら枯れてしまうひ弱な植物だってあるのよ。<ラ・リョローナ> へ行ってトルティーヤ・スープを飲んでから、水をすくって植物にかける作業に戻りなさい。・・」(p101)』かんばれ、我らがV・I・ウォショースキー!(年寄りばっかりの応援団で申し訳ない。50を過ぎてこんなに頑張るヴィク、新しい恋人もできて爺さまはついていくのに青息吐息だよ。)

2022/12/09

nori

ウォーショースキーのシリーズはナイト・ストームでもういいかなぁと思っていた。唯、1947年生まれのパレツキーさんは後期高齢者なんですよね!それでまだまだ新作書くなんて!と、パラパラと読んでみたら、あらら、まあ❣️面白そう❣️コレは読まなきゃ。前作よりずっと良いではないですかぁ!ウォーショースキー制作チーム良くやった、ありがとう😆

2023/08/15

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