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おかしなことを聞くね (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 10-4 ローレンス・ブロック傑作集 1)

おかしなことを聞くね (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 10-4 ローレンス・ブロック傑作集 1)

おかしなことを聞くね (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 10-4 ローレンス・ブロック傑作集 1)

作家
ローレンス・ブロック
Lawrence Block
田口俊樹
出版社
早川書房
発売日
1992-12-01
ISBN
9784150774547
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おかしなことを聞くね (ハヤカワ・ミステリ文庫 フ 10-4 ローレンス・ブロック傑作集 1) / 感想・レビュー

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KAZOO

ローレンス・ブロックのこの早川書房のシリーズだけは読んでいなかったので、探し出してみたら大当たりでした。この巻には18編のものが収められていますが、どれも水準以上です。しかも主人公が様々な人物で飽きさせません。最近は、マイクル・コナリー、マンケル・ヘニングを中心にして読んできましたが少ししたらまたローレンス・ブロックを読みなおそうかとも思いました。

2015/07/03

GAKU

ローレンス・ブロックの短編集。マット・スカダーやバーニィ登場の短編もあり。結構ブラックなオチの話も多く、楽しめました。

2021/06/23

Tetchy

J・ディーヴァーの短編集がどんでん返しに重きを置いているとすれば、ブロックのそれはどんでん返しにホラーにサイコ、クライム、悪徳弁護士、ファンタジー、ネオ・ハードボイルドと実にヴァラエティに富んでいるのが特徴的だ。とにかく精選された単語、言葉遣いを短いセンテンスで入れるため、一言に凝縮されたその意味が実に濃厚。表題作の会社名、「アッカーマン狩り」の犯人がふと漏らす一言など実に効果的。しばらくこれらは私の脳裏から離れられないだろう。短編と云うのはこういうことを云うのだと云わんばかりの名品揃い。なのになぜ絶版?

2014/09/19

小太郎

蔵書整理中に見つけてつい読んでしまった。何年前か調べたら28年も前でした。当時はフレドリック・ブラウンとかチェスタトン、ロアルト・ダール、ホック、ダフネ・デュ・モーリア、パトリシア・ハイスミス、スタンリィ・エリン、まだまだあるけど・切れのいい短編が好みでよく読んでいたなと思い出してしまいました。再読でもほとんど忘れているので(笑)十分に楽しめました。少し古い気はしますが今でも十二分に通用する洒落たミステリだと思います。

2022/06/18

すけきよ

ブロック短篇をまとめて読むのは初めてなんだけど、これはかなり好みかも。ブラックで、小咄系と言われたら、直球ですよ。他の短篇集もいってみるかなぁ。オチは読めちゃうのも少なくないんだけど、それでもラストでニヤリとさせられるのは、上手いんだろうなぁ。お気に入りは、「成功報酬」「ハンドボール・コートの他人」「泥棒の不運な夜」「動物収容所にて」「詩人と弁護士」「あいつが死んだら」「おかしなことを聞くね」あたり。特に表題作は都市伝説型ホラーとしても傑作。あとエレイングラフシリーズは他にも読みたいなぁ。

2009/07/19

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