デイジー・ダックス (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 6-4)
デイジー・ダックス (ハヤカワ・ミステリ文庫 ホ 6-4) / 感想・レビュー
hit4papa
口腔外科医チャールズ・アダムズ シリーズ第三弾。元傭兵に人探しを頼まれた歯科医師の活躍を描く冒険小説です。幸せな中年が非日常に憧れて、という共感を呼ぶお話し...のはずですが、あまりにアメリカ的で突拍子もない展開なのです。本作では、主人公の浮気未遂のために、幸せなセレブ夫婦に亀裂が!、という味付けがなされています。成人した息子らに嗜められるという、こちらもアメリカ的な大らかさ。現実離れしたヴェトナム戦争にまつわる丁々発止の顛末より、夫婦の危機!のみ記憶に刻まれそう。中年クライシスとは言い得て妙。
2021/06/08
toshi
米国の1986年の長篇ミステリー。タイトルの「デイジー・ダックス」とは、カンボジアでの特殊任務部隊のコードネーム。外科医のチャールズは、元ダックスの旧友を捜しだして欲しいという依頼を受けます。やがて命を狙われることになってしまい、ダックスの中に裏切り者がいるのではないか、という疑惑が生まれます。果たして真相は?500ページ近い長篇なのですが、途中緊張感が途切れてしまい、だれるように感じてしまったのが残念でした。シリーズ化されているようです。
2023/04/20
H.Sato
このミス1989年版海外編第10位。 初リック・ボイヤーだが、いや、良かった。 好きだな、この作品。というか、ドクが。 そんなわけで他のドクシリーズも買ってしまった(笑) A
2023/05/10
kanamori
☆☆★
2013/09/23
竜
いい。
2009/11/15
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