よその子―見放された子どもたちの物語 (トリイ・ヘイデン文庫)
よその子―見放された子どもたちの物語 (トリイ・ヘイデン文庫) / 感想・レビュー
Rin
【再読】教師という職業の大変さと重要さをつくづくと思い知らさせれます。子どもたちにとって、良くも悪くもとても影響を与える存在なのだと。今回は教師による考え方の違いもあり、色々な視点について考えることができた。目に見える形の障がいと、目には見えない障がい。きちんとその子と向き合って受け入れる姿勢が本当に大切だと痛感する。様々な問題を抱える子どもたちに、伝える言葉が浮かばなくても傍にいて、寄り添って。そして好きだよと、嫌いにならないと諦めずに伝えることができるトリイの愛情の深さが伝わってくる。
2015/06/21
ヒラP@ehon.gohon
タイプの違う四人を相手にした、嵐のような教室。実話であるというところに、現場の厳しさを痛感しました。トリイの強さには感服しました。長編ではあるけれど、息のつけない展開に、とても重い余韻に浸っています。
2016/06/16
roomy
こんな先生ってすごいと思う。生徒たちも少しだけど前進したかな。トマソは優しい子に戻ったよね。すごいや。
2012/12/26
ペルー
実際は1999年に読みました。昔の読書記録が出てきたので、追加。シーラと同様この本も終わりがあまり悪くないので、安心して読めるし、内容も充実。(この頃トリィの本をたくさん読みました。)
adlaw
教化された。 普通学級に所属しながら特別支援が必要な小・中学生は昨年の調査で約10万人以上。(文部科学省) 人の痛みを自分のことのように心配する ロールのような素晴らしい子供たちがこの中に大勢いるに違いない。そしてトリイのように 最後まで諦めない先生もきっといる。 明日から 優しく生きていきたいです。
2018/08/22
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