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愛されない子 (上) -絶望したある生徒の物語- (ハヤカワ文庫 HB)

愛されない子 (上) -絶望したある生徒の物語- (ハヤカワ文庫 HB)

愛されない子 (上) -絶望したある生徒の物語- (ハヤカワ文庫 HB)

作家
トリイ・ヘイデン
入江 真佐子
出版社
早川書房
発売日
2005-09-09
ISBN
9784151102066
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愛されない子 (上) -絶望したある生徒の物語- (ハヤカワ文庫 HB) / 感想・レビュー

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Rin

【再読】単行本でシリーズを読み文庫を揃えていましたが、文庫では未登録。最近、仕事でちょっと戸惑いや気持ちの伝わらない虚しさや迷いもあり、自分を見直す機会にと再読していこうと思います。仕事では成人している人たちの支援をしているので、この本から。普段は子どもを対象にしているトリイが大人にもその手を差し伸べる。拒否されても、間違っているかもと迷いながらでも諦めない姿に。そしてラドブルックも巻き込んで、子どもたちと一緒に抱きしめて、二人で一緒に子どもに向き合う心に。自分がどうしたいかが大切なんだと実感です。

2015/03/20

ゆうこ

『愛されない子 上』久々の新書。幽霊のような子のジェイディや、檻のなかの子のケヴィンもそうだった選択性無言症の子がまた出てきた。メインストリーミング法が施工されている時の話し。ダーキー、シェモーナ、レスリー、ジェラルディン、シェイミー、マリアナの6人の特別学級と、先生のトリィの他にレスリーの母親のラドブルックがボランティアで助手をしている。ほぼノンフィクションだからその分毎回衝撃が大きい。無言症のシェモーナと姉のジェラルディンの関係が気になる。

2013/02/25

AR読書記録

下巻あわせて一気読み。こういう、電車に乗っていて気がつくと目的地だった、くらいにのめりこめる本もとってもありがたい。じゃあそういう本ばかり読みたいかというとそうでもないんだけれども。上巻途中から、ああそうかな、という感じになっていくけれど、メインはほとんど、「子」よりも親であるラドブルック。結局虐待の連鎖というか、愛されなかった子は愛することができない親になり、また愛されない子が生まれる。下巻にかけて次々に明らかにされていく、ラドの人生に立ち現れる困難な状況の数々には言葉がない。(感想続きは下巻)

2019/07/04

きよこ

ノンフィクションで、結構、過酷な状況なんだけど、猛烈に引き込まれる。 続きを読まずにはいられないのは、それが物語でない、ということもあると思うのだけど、とにかくトリィの立ち向かう姿とか、ラドブルックとの友情だったりとか、子供達が確実に、トリィによってより良い場所へと変わっていく姿だったりとかするんだけど、とにかく、圧倒的に力強くて、引っ張られる。 トリィだって完璧な人間ではないのだろうけど、だけど、ああ、素敵な人だなぁ、と思う。 子供達が、少しでも幸せになっていきますように。

2009/11/15

いのちゃん

落ち込む、、、けど、元気でる!

2017/09/07

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