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葬儀を終えて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

葬儀を終えて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

葬儀を終えて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

作家
アガサ・クリスティー
加島祥造
出版社
早川書房
発売日
2003-11-11
ISBN
9784151300257
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葬儀を終えて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) / 感想・レビュー

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W-G

面白かった。何年ぶりのクリスティだろう?再読のきっかけは、昔の私の評価と、『アガサクリスティ完全攻略』の評価に大きな隔たりを感じたからだ。折原一さんもベストに挙げているこの作品、ある程度ミステリを読み漁った人、もしくは実現性より驚きを重視する人にとっては傑作だろう。中1のまだ擦れてなかった(笑)私の目では「いや、ないでしょ」の一言で済んでしまう手掛かりも、今ならそこにかけた手間暇を愛でる事が出来てしまう。クリスティの読者への目配りはミステリ作家の中でも群を抜いており、ショーマンシップと構築美には頭が下がる

2016/07/16

Kircheis

★★★☆☆ この作品、真相は「とんでもない」ものである。それも、「そんなあほな〜」と突っ込みたくなるという意味での「とんでもない」である。 犯人、さすがに誰か気付くやろ…。 正直謎解きには不満しかないが、それ以外の人物描写などはなかなか面白く、憎めない作品という感じ。 ちなみにポアロが『エッジウェア卿の死』のネタバレを豪快にやってのけるので要注意(笑) 他にも『MかNか』の一場面を思い出させる会話もあったり、ファンが楽しめる小ネタが紛れてるのは楽しい( ^ω^ )

2019/01/31

aoringo

富裕な一族の長が亡くなり一堂に会する家族たち。そこで放たれたある一言に動揺する面々。その台詞が最後まで重要な意味を持ってくるのだけど犯人も動機も意外なものだった。見逃した伏線もあったので、もう一回読みたくなる。そういえば今回ポアロは完全な安楽椅子探偵で、登場してからあっという間に事件解決。まだまだ衰えていません。

2019/06/21

財布にジャック

久々に500ページ近くて分厚いので、思いの外読むのに時間がかかってしまいました。途中こんなことが犯人と結びつくのかとイライラしながら読んだ件までもが、重要になってくるところは流石です。この人が怪しいと目星をつけた人が犯人でしたが、こういうことだったのかぁと唸らせるようなポアロの謎解きを聞かされて、やはりクリスティーは只者ではないと感心させられました。してやられた感が半端無く、むしろ気持ちが良い程です。

2013/08/18

Tanaka9999

葬儀での爆弾発言。その人物が殺される。途中でわけがわからなくなってしまうのも、いつもと一緒。最後までよんでようやくこの部分はこういう伏線かとわかる。しかし、今回はポアロの謎解き部分が短くあっさりしている。

2018/09/08

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