リスタデール卿の謎 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 56)
リスタデール卿の謎 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 56) / 感想・レビュー
aoringo
短編集。サクッと軽く読める話が多かった。ミステリーやサスペンスの要素もあるにはあるけど、ロマンス色が濃くてハーレクインの小説のようでした。
2019/11/15
ミユ
殺人、窃盗、詐欺、ロマンスと色々な形のノンシリーズの短編集。だいたいはハッピーエンドものでどれもさらっと読める軽いものが多め。私のお気に入りは「ナイチンゲール荘」、「六ペンスのうた」、「事故」、「白鳥の歌」。このあたりは比較的ユーモアのある謎が多い中でもなかなか重いミステリーでサスペンス要素もばっちり。「日曜日にはくだものを」のオチもなんか和む。
2014/11/19
Kircheis
★★★☆☆ アガサ・クリスティの短編集。 本作にはポアロもマープルも登場しない。けれど、クリスティお得意のどんでん返しはしっかりある。 一つ一つの作品はどれも面白いのだが、若干ワンパターン気味なのが残念。 そんな中でも、表題作の「リスタデール卿の謎」は一番のお気に入り。
2018/11/14
yumiha
ポアロもミス・マープルも登場しない短編集。12篇のうち7篇がハッピーエンドの恋、ちゅうのが興醒めだった。40ページほどで成就する恋愛って、お手軽で安易だと思ったから。ま、熱病に浮かされた状態でなければ、結婚なんて勘違いな事態に陥らないとは思うけど、結婚後のさまざまな苦労に耐えらえるだろうか、この登場人物たち…と余計なお世話でした💦だから、そうでない作品の方が楽しめた。
2022/12/26
いっくん
短編集6作目。(ノンシリーズ)『リスタデール卿の謎』結局、ほのぼの。『ナイチンゲール荘』打っちゃりをくらった感じ。『車中の女』冒険活劇。アナスタシア…。『事故』よく出来た小品。『ジェインの求職』タペンスが喜びそうなお話。でも、恋愛物としたら、少々ベタですね。恋愛物、冒険っぽいお話が多くて、ミステリーを期待して読むと少々物足りない感じがします。
2018/05/15
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