教会で死んだ男(短編集) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
教会で死んだ男(短編集) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) / 感想・レビュー
aoringo
短編集。久しぶりにポアロとヘイスティングズのコンビの活躍が読めて嬉しかった。しかし最後のほうまで読み進みホラー風の話が出てきてやっと既読だと気づいた...言い訳がましいけど、あまり印象に残る話は少なかった気がする。ミステリー以外にも才能を発揮する小説家だったのだと改めて感心した。
2022/11/11
NAO
ポアロ物10篇、怪奇物が1篇、ミス・マープル物が1篇収められた短篇集。ポアロ物は、さまざまなシチュエーションのミステリが並んでいるが、短いだけにポアロの鼻持ちならなさばかりが目立つ。「マーケット・ベイジングの怪事件」話としとはそれほどスリリングなところもないが、優しさにちょっとほろりとさせられる。「呪われた相続人」長男は必ず早死にして家督を相続できないという呪われた家系で、またもや、長男が殺害されかける話。ラストがなんとも意味深。
2023/04/21
涼
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/11/post-976366.html 登録し直しです
2020/11/22
優希
短編でありながら、満足感があります。クリスティの短編の腕が発揮された短編集と言えますね。
2023/05/03
yumiha
なんと今日のBSプレミアム、本書に収録の「戦勝記念舞踏会事件」だった。原作よりもTVドラマの方があれこれ盛ってあり、原作ではイメージするだけだった“コメディア・デア・アルテ”の人形や衣装が一目瞭然だった。ジャップ警部の人柄は、原作だけ。このところの放送は、どうやら本書からが多いようようで、すでに見たことのあるものが他8作もあった。「コーンウォールの毒殺事件」「料理人の失踪」などは、中年女性ゆえの愚かしさが悲しい。表題作は、ミス・マープル。ラストでホロリとさせられた。
2020/10/17
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