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クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

作家
アガサ・クリスティー
橋本 福夫・他
出版社
早川書房
発売日
2004-11-18
ISBN
9784151300639
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クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) / 感想・レビュー

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アン

美しいクリスマスツリー、贈り物を入れた靴下、薪のはぜる音、七面鳥などのご馳走…奪われた由緒あるルビーの行方をポアロが推理する表題作は、英国の伝統的なクリスマスの様子が伝わり微笑ましい雰囲気。パーティーを愉しむ部屋に置かれた『スペイン櫃の秘密』、同じ曜日にレストランを訪れる老人が注文する料理『二十四羽の黒つぐみ』、ミス・マープルが謎を解く遺言書を作成した老嬢の殺害事件『グリーンショウ氏の阿房宮』など6編を収録。几帳面な性格で納得するまで諦めず、冷静に心理を分析するポアロや洞察力の鋭いマープルが魅力的です。

2021/11/27

よむよむ

クリスマスということで読んでみました。表題作を含む6編の短編集。5編ポアロで1編がミス・マープルと二人の活躍を読める贅沢な一冊だった。さすがに短編の名手と言われているだけあってどれも面白かったが、イギリスの古風で楽しいクリスマスを背景に、外国の王子が奪われたルビーを探すクリスマス・プティングの冒険とパーティーに欠席の人が、なぜかパーティーの部屋にあったスペイン伝来の櫃の中で死んでいたスペイン櫃の秘密が特に良かった。

2019/12/24

aoringo

ポアロが5編、ミスマープルが1編の中短編集。どれも粒ぞろいで面白かった。クリスマスのごちそうや、イギリスの食文化を知ることができてためになりました。個人的には大好きなミスマープルの推理が冴える「グリーンショウ氏の阿房宮」が推し。「火曜クラブ」以来??甥のレイモンドも登場。解説はこれまたファンの漫画家の川原泉さんで嬉しかったです。

2019/12/04

みうか

ポアロ5編とミス・マープルの短編集。ミス・マープルはお初。表題のクリスマスプディングの冒険がやっぱり一番面白かったな〜。古き良き英国のホリデーシーズンって読んでいてワクワクしてしまう。悪名高い?(笑)イギリス料理も普通に美味しそうだし、ポアロにイタズラする子供たちも微笑ましいし、問題の盗まれたルビーの行方に関しても小粋にまとめられていて楽しい時間を過ごせました。他作品も限られたページ数の中できっちり落ちがあってさすがアガサ・クリスティだなぁと唸りました。

2019/12/22

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/10/post-c2c987.html

2020/10/22

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