アーサー・ミラー〈4〉転落の後に/ヴィシーでの出来事(ハヤカワ演劇文庫 38)
アーサー・ミラー〈4〉転落の後に/ヴィシーでの出来事(ハヤカワ演劇文庫 38) / 感想・レビュー
くさてる
戯曲なので、小説とはまた違った場面が脳裏に浮かぶのだけど、この本に収録されている二編はどちらもそレがあまりに生々しく迫って来るような作品で、精神的に疲弊した。けれどっ読み続けずにはいられない。すぐれた作品とはそういうものだ。でも実際の舞台でこれを見る勇気はない。特に「ヴィシーでの出来事」はほんとうに恐ろしく、人間の真実はこういうものだと思わされる内容で、すごいと思う。でも辛い。苦しくてたまらない。けれど読み返してしまうのだ。
2018/01/31
みぃちゃん
ミラーとマリリン・モンローだと思うと胸が苦しい。
2019/09/18
かわうそ
読んだし、舞台も観た。どちらも涙が出た。
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