鉄の薔薇 (ハヤカワ・ミステリ文庫 オ 2-3)
鉄の薔薇 (ハヤカワ・ミステリ文庫 オ 2-3) / 感想・レビュー
mejiro
犯罪者ながら情に厚い主人公とテンポのよいストーリー。ツボを押さえてて、いい意味でエンタメに徹している。ナチスが絡むわりにスケールがこぢんまりしてるのが期待と少し違ったが、アクションありサスペンスあり恋愛?ありで楽しめた。
2018/09/10
ダイスケ
ディーン・クーンツの中期のような予測不可のジェット・コースタ―サスペンス 複雑なプロットなので若干ややこしくなるけど、グイグイ引き込まれました! 「マーチ博士の四人の息子」より大衆向けでおススメです。
2012/09/16
ヘブンリー
次から次へとテンポよく大胆に展開するストーリー。ちょっと話がややこしかったけど、最期になってやっと納得がいきました。どれが本当かわからない筋書きで面白かったです。
2012/01/18
負け猫
ほんとにこれオベール?と読み進め、ラストではこりゃオベールだわとなりました。確かにドタバタしつつ、なんだかんだで、主人公が助かるあたりがクーンツ的でもあり、けど、あっと言わせる力量。この作家やりおるわ。
2013/03/15
背表紙裏
誰の言葉を信じればいいのか? 主人公は信じられるのか? 二転三転する主題に翻弄される作品。妻の不可解な行動から、知らずしらずに深みにはまって行く主人公は、まるで京極堂シリーズの関口君のよう(笑)。関口君と違うのはよく動くこと。冒険譚のようなこの物語は、翻弄するエンタメ小説としてはよくできていると思う。ただ、ミステリーとしての落ちは弱く、気づいてしまうかも…。
2009/11/22
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